[携帯モード] [URL送信]

りあまの小説っ☆
〜ケンカするほどなんとやら〜

あ、雫だっ!!


『雫〜♪・・・え?』

「あ、りあまっ!?こ、これは違っ!!」

『・・・っ』


そんなこと・・・あるわけ。。。

なんで・・・?


やっと、思いが通じ合ったと・・・思ってたのに。。。

ひど・・・いよ・・・。



僕の耳には、

雫が叫んでる声も聞こえなかった。。。


聞こうとしなかった。。。





ただただ、

走った。



雫から逃げるために・・・

現実から逃げるために・・・。




『はぁ。はぁ。・・・ここ、どこ?』


いつの間にか、

見たこともない草原に立っていた。



あの時、僕が想いを伝えたら、

雫はとっても

驚いてた。。。

当たり前・・・かな?


その後、優しく笑ってOKしてくれた。

その事が本当に嬉しかった。


1年間の

片想いが、やっと終わると

思ってた。。。





実際、今日までは

毎日一緒に居たし。。。


すっごく幸せだったもん。



なのに・・・・・・・・・




隣にいた人は、誰?

なんで・・・キスなんてしてたの?



雫は、

僕の事好きになってくれたんじゃなかったの?



目の前が、真っ白になった。



僕はこれから、

何を信じていけばいいんだろう?



悲しいよ、雫。




「・・・はぁ、はぁ、、はぁ。りあまっ!!」

『雫・・・?言い訳なんて、聞きたくないよ。。。』

「ち、がうの。聞いて?りあまっ!!あれはっ・・・。」

『もういいよっ!!・・・たった数週間だったけど、僕は本当に嬉しかった。幸せだったよ。。。』


そう言って、

僕は雫のほうをいっさい見ずに

雫とは反対方向へ

進んでいった。。。


《ふわっ》


不意に、僕の背後が

優しい何かに包まれた。


「ごめんね、りあま。りあまが怒るの・・・当たり前だよね。。。でも、信じてっ!!私が好きなのは、りあまだけだからっ!」

『・・・っ。じゃあ、何で・・・あの人とキスしてたの?』

「あれは・・・あの人が告白してきて、断ったら・・・無理矢理されたの。。。」


・・・え?

無理矢理・・・さ、れた?



じゃあっ!!

雫は、悪くなかったってこと・・・?



っ!!

僕、雫に対してすっごく酷いことしちゃったっ!!



『ふぇ・・・う・・・。ご、めん、ね。ごめ、んねっ!!雫っ。僕・・・ひどい、こと・・・言っちゃった。。。』

「ううん、私がもっと強く断っていれば、キスなんてされる事・・・ううん、りあまをこんなに悲しませる事なんて、なかったのに。ごめんね?りあま。」


そう言って、

雫は僕を後ろから抱きしめたまま

頭を撫でてくれた。



『あり、がと・・・。雫・・・。雫は、悪くないからねっ?僕の、勘違い//////』

「可愛い。こちらこそ、ありがとう^^」



なんだか・・・雫との

距離が、

一気に縮まった気がする。。。


[ケンカするほど仲が良い]って言うし。



たまには、こんな日も

あり・・・かなっ??



なーんてねっ♪♪


『雫ー。』

「ん?なぁに?りあま。」

『だーいすきっ☆』

「ふふっ。私もよっ?」

『やったぁっ♪♪』



このあと、

2人で愛を囁きながら

帰りました。


ちょっと恥ずかしかったけど、

雫がたーくさん

好きって言ってくれて・・・

ほんとーに嬉しかったな^^



これからもよろしくねっ?雫。








†あとがき†

久しぶりの更新なのに、
こんな駄文で、
申し訳ないです;;

_(._.)_

この話しは、
結構前に最初の方だけ書いて
放置してたものです。

前、どーゆう
終わり方にしたかったのかとか
覚えてなかったので、
今の自分の考えで書いていきましたー。

ちょっとシリアスです^^


感想など、
言ってくださるととっても嬉しいですっO(≧∇≦)o

ここまで読んでくれた、りあま様、雫様、
ありがとうござましたっo(^ω^)o




2009.5.26 完成。

[*前へ][次へ#]

4/6ページ

[戻る]


第3回BLove小説漫画コンテスト開催中
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!