戦国ホストBASARA店
それはとても美味しかったそうです。
[ジュー‥]
少し離れた部屋から、何かを焼く音と、いい臭いがしてきた。
『あ、あれ?鬼1号と鬼2号は?』
政・佐「誰だよ」
幸「?」
「ー‥‥!www」
「ー‥。‥‥‥ー‥っwww」
俺が、苛められてた部屋から、何やら楽しそうな話し声が聞こえた。
少しすると、紳士君が、その部屋から出てきた
明「麗ッ、こっち来てくださいッ♪」
そういって、紳士君は、俺の腕を引っ張る
『狽ハぁ!?』
俺は、ビックリしてすっとんきょんな声を出す
紳士君は、俺を椅子に無理矢理座らせた
明「見てくださいッ♪w」
と、紳士君は、お皿に乗った、綺麗な形の見事な、オムライスを、俺に見せた
『おぉっ!!(キラキラ)‥‥ん?‥‥なッ煤I?////』
オムライスには、赤い字(ケチャップ)で‥‥、
政「‥愛、しの‥麗‥、ち、ゃん、‥へ‥?」
政宗が急に横から現れて、音読。
そして、爆笑
佐「ぶっw何これw愛されてるねぇw麗ッw」
幸「は、は、破廉恥でござるぅううう!」
そこへ、さっちゃんとユッキーも合流。
急かされ過ぎて気付かんかったけど、こじゅが、向かい側の椅子に座って、必死に笑いを我慢して、腹と口を押さえてた。
紳士君は、なんか知らんけど、めっちゃ、上機嫌。
これは、きっと紳士君が、書いたんだろうな‥‥
よく、[麗]なんて複雑な字がここまで、綺麗に書けたもんだ‥な‥。
それより、何よりも
『恥ずかしいわッ///』
明「苛められる、苛められるって、言ってましたから、少しは飴とムチの、飴の方も。と思いましてww」
『だからって、なんで、この状況で、この文章チョイスッ!?てか、こじゅ笑いすぎッ煤x
明「‥嫌‥‥、でした、か?」
紳士君が、少し切なそうな顔をして、俺を見る
『う、‥あー‥、‥い、嫌‥‥、じゃ、ないけ、ど‥‥、ッ////』
明「じゃあ、いいじゃないですかッ♪」
『買グッ!?』
紳士君が、オムライスを、一口、口につめてくれた。
急に飛んできたから、ちょい焦る
『‥‥‥‥。[ムグムグ、モグモグ‥]』
明「どうですか?」
『‥ッめっちゃ、美味しいッ(キラキラ)ウマC、ウマCーッw』
明「wwwそうですか♪だったら、もっと食べて下さいッ」
そう言って、「はい、あーん」と口を開けるように、誘導する紳士君。
『あー‥ッ』
と、自分で食えるのにな。と思いながら、ノリで口を開く。
たまに、意地悪されて、口の前まで持って来といて、なかなか入れてくれなかったり、食べられたり。
ユッキーが「某も何か食べたい」と言って、奪われたり。
そう言えば、今残ってる人、まだ夜御飯食べてないじゃん。
可哀想な事、したなー
と、軽く心の中で呟いた、午前0時前。
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