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ご挨拶と注意事項とグッダグダと。




 ご来場の皆様。

 
 本日はD.W&悪ラプ合同劇場、略して『Dラプ劇場』に足を運んで頂き、まことにありがとうございます。
 さて劇を楽しんで頂く前に、恐れ入りますが三点の注意事項を申し上げさせて頂きます。
 
 
 そのいち、館内は全て禁煙ですので喫煙はお控え申し上げます。

 そのに、携帯は電源をお切り下さい。他のお客様方のご迷惑となります。

 そのさん、悪魔で…失礼致しました、これはあくまで合同劇場です。
 当物語は各作品のお話と全く関係ございません。また無駄にキャラのテンションが高かったりするのでご注意下さい。
  

 以上、三点の注意事項を上げさせて頂きました。

 堅苦しくなりましたが、どうぞ『Dラプ劇場』をお楽しみ下さいませ。
 さて、これから先は司会達に進行を任せたいと思います。
 
 
「ということで、これから先、司会役を務めさせて頂くのは、D.W代表のギルロイド・バルロッダのこと、俺、キルと!」
 
「悪ラプ代表のジェラール・アニエスのこと、ジェラールがぁ、進行をさせて頂きます。ウッフン、司会といっても、ご挨拶だけでお勤めは終わりなんだけどねん」
 
 
 いや、それを言っちゃ俺達の立場なくなっちまうんだけど。
 キルは心中で冷静にツッコミました。取り敢えず、咳払いをして気を取り直します。
  

「えーっと、今回は選ばれたキャラ達でパラレル小話をするみたいっすよ。ジェラールさん」
「その中に愛しのネイリーがいるのよねん! ゾックゾクしちゃうわぁ。凛々しいネイリーの演技が見られるなんて、ジェラール。シ、ア、ワ、セ」
 
「(もしや演技を見る為に司会になったんじゃ?)しっかし、メンバーの中に大魔…ゴッホン! 女王様がいるし、必要最低限しか喋らないフェリーがいるし。俺様のパライゾ軍のリーダーいるし。その他諸々問題ありそうな面子…ちゃんとやってくれるのか?」

「ちゃんとやってくれないのも、お話のお味になるんじゃないかしらぁ?」
「(いっやーそうなると、お話も何も無いというか)なると…いいっすね」
 

 二人は少々不安を覚えながらも、とっとと話を進めることにしました。
 でなければ、この1ページがダッラダラのウザイページと化してしまうのだから!

「ちょちょちょーっと! 俺達、ダッラダラのウザイページとかなんとかって思ってないから! 寧ろもっと俺達の出番欲しいっつーの!」
「早くお話に入りたいのよん。まあ、幾つか台詞を言えただけでもラッキーだと思いましょう」
「そりゃそうっすけど…。あ、俺達みたいに、こうやって選ばれても無いのに出てくるキャラがいるかもしれないので、お楽しみに」

「ではいきましょん! 『Dラプ劇場』のパラレル小話―――、」
「タイトルは“味方の見方のデスカ?”」


「「どうぞごゆっくりお楽しみ下さい!」」





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あきゅろす。
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