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Others
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らしくなく、諭すような声で言ってみたが、通じるわけもなく。


…まぁ、これで通じる位なら、こんな事にはなってないわなー。


「……お前、嫌い…!!…ケイの方が、ずっ、と優しいっ…!!」


癇癪をおこす子供のような書記にオレは、もうこれ以上の問答は何の意味も無いなと判断した。


「…当り前でしょ。オレ、アンタ嫌いだし。何で優しくしなきゃならないの?」


突き放す言葉を投げると、書記はヒュ、と息を不自然に吸い込む。


嫌い、と自分は叫ぶくせに、嫌われるのは、こたえるのか?


…馬鹿馬鹿しい。
アンタが言った通りオレは優しくないから。


嫌いには嫌いを返すよ。


「…オレは、アンタの周りみたいに優しくないし。…寧ろオレの好きな人達の好意を無下にしたアンタなんか、大っ嫌いだね。」


泣きそうに顔を歪める書記に追い討ちをかけると、オレの『好きな人達』に反応した彼は涙目で、キッと睨み付けてきた。


「ケイはっ、…あげ、ないっ…!」

「………………………………………は?」


ケイ?ケイっつった?
オレの『好きな人達』にケーワイ君がランクインしてるとか思ってんの?アホか。


「そんなモンいらねーし。」


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あきゅろす。
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