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裏小説
ギン乱
「そのまんまの乱菊が好きや♪だから付き合お♪ニコ」
銀色のサラサラヘアーのあいつは毎回会うたび言う
その度にあたしはこう言う
「はいはいありがとう♪ニコ」
するとあいつはいつも決まって
「なんや乱菊ー毎日毎日冷たいなぁ…ボクと乱菊の仲やないの♪な?ええやろ♪」

「…良いわけないじゃない」

全く…
あいつはいつもあたしの心を弄ぶ…

それでも…
あたしはあいつと一緒にいたい

えっ?
なら付き合っちゃえって?
それとこれとは別♪

あたしは敢えて付き合わないの
付き合ったらギンは毎日十番隊に来てずっと離れなくなりそうだもん

そうなったら隊長に何言われるかι



ある日
いつものように修兵 恋次 吉良を誘って任務終わりにいつもの居酒屋に行く事になっていた
「…松本…お前はこれやり終わるまで残業してろ」
乱菊の机に書類の山をドサッと置きながら自隊長である日番谷が言う
「えー?あたしこれから修兵達と飲みに行く約束がー…」
「なんだと?…いいからやれ!!」
「隊長のケチー!鬼ー!」
「…ピキ…檜佐木達には俺から行ってあるから早くやれ…」
「半分隊長も手伝って下さいよーε」
「…俺はもうやった…後はお前がやっておけ」
そう言って指差した場所には確認済の書類が山積みに…
「早く行きたかったら早く終わらせたら済むだろーが…くれぐれも…サボんじゃねーぞ」
「買Mクッ!!わ…わかってますよ〜…;;;」
冷たい殺気を乱菊に向けピシャリと扉を閉め退室した
「あーん;;これどうしようー;;;」
ガラガラ・・・
「乱菊さーん・・・って!?」
入ってきたのは修平だった
「修兵〜お願い手伝ってぇ〜」
猫撫で声で修兵に手伝わせ
修兵も(乱菊さんに頼りにされるなら)等と妄想し快く了承し
全ての仕事が終わり
「あー♪終わった終わった♪」
両手を伸ばし背伸びする乱菊
「買сx!もうこんな時間!吉良と阿散井の奴きっと酔っ払って…」
2人の…イヤ吉良の酒癖は悪く
酔うとなにかと大変なのだ
さっさと片付け準備をする修兵に対し
「そんなに急ぐ事ないわよ♪酒屋は逃げないんだから〜♪ね♪?」
と言って急ぐ素振りも見せない乱菊

やっと乱菊の仕度も整い2人で隊舎を出て
行き付けの居酒屋へと足を向ける

そこへ前方から銀髪のサラサラヘアーの奴が2人の方向に向かって歩いてくる
最初に気付いたのは修兵だった
「市丸隊長、お疲れ様です!」
「…!ギン…」
続いて乱菊がギンに気付く
「お2人さんこれから何処か行くん?」
ギンはいつもの表情のままこの2人が一緒にいると言う事はまた飲みにでもいくのかと思い声をかけた
「今から修兵と飲みに行くのよ♪あたしが隊長に捕まっちゃったから〜…」
と乱菊はギンに話をしているが当の本人は全く聞いておらず
乱菊の隣で嬉しそうに頬を赤らめてる修兵を見ていた
(あかんな…)
そう思ったら
「ちょっとギン聞いてるの?」
乱菊が両手を腰に当てて膨れつつギンに言う
「ん?聞いてるよ♪」
「ホントに〜?…まぁいっか…ね?たまには一緒に行かない?」
乱菊の提案にキョトンとして見る
「ボクが行ってもええのん?」
「たまには気晴らしにいいじゃない♪ね?」
いきなり話を振られた修兵も焦りつつ
「もちろん!」
と微笑んだ
しかしギンは最初から行く気はなく
「ボクの事はええから行っておいで♪」
ギンは『ボクが行ったらイヅルが気ぃ使うやろ?』と付け足し乱菊は
「…そう?じゃあ…」
とギンを後にし修兵と行き付けの居酒屋へ向かった
居酒屋へと向かう背中を見ながらギンは
「あかんな…今日も飲み過ぎるんやろなぁ…しゃーない…可愛いボクの子猫の為や♪」
とニコニコしながらその場を去った


―――何時間経ったであろう。
居酒屋ももう閉まろうと言う頃に
先に待っていた吉良と阿散井と共に出てきた
吉良と阿散井も相当酔っ払っているようで上機嫌だ
「よっしゃー♪もう1件行くわよー♪」
「行きますよ〜♪ヒック…はは〜♪」
乗り気なのは吉良だ
「もう辞めとけって!明日もあるんだ、今日はもうお開きに…」
乱菊と吉良、阿散井を宥めるのは修兵だ
「檜佐木さんノリ悪いですよー」
吉良が修兵をおちょくるも修兵は
「そんなに行きたいならお前は阿散井と行け」
と冷静に対処し、自分は乱菊を送ると
「送り狼にならないで下さいよ〜♪」
などと阿散井達に言われるも
「あははは(笑)ないない〜♪修兵にそんな度胸ないわよ〜♪」
と乱菊に言われる始末


2人と別れ乱菊と修兵が歩いていると
「…気持ち悪い…」
と乱菊が立ち止まり壁に寄りかかってしまった
「ちょっ!乱菊さん大丈夫っスか!?」
「…ダメ…水…う゛!」
「あー…今すぐ!」
と水を貰いに走っていったすきに
ギンは乱菊に近寄る
「飲み過ぎはあかんで?乱菊…」
「ん〜…」
うなだれながらも乱菊はギンを見て
「ギン…誰のせいよ…」
乱菊は壁に寄りかかりながらポツリと口にする
「なんや、ボクのせいなん?」
ギンは聞き逃さなかった
「…そうよ、あんたのせい」
若干ムッと来たギン
グイッと乱菊の顎を引き寄せ
「乱菊…ボクのせいなんやったらごめんな?」
そう言い優しく唇を重ねた
乱菊も一瞬驚くが言葉同様に優しいギンの唇に
「…ン…ギン…もっとして…」
「どないしたんや…乱菊…かなり酔ってるんやね」
今にも腰から砕けそうな乱菊を引き寄せ
人気のない場所まで瞬歩で移動した
「ン…はぁ、ギン…ギン」
乱菊はただギンの唇を愛しそうになぞり自分から口付けする
「乱菊…あかんなぁ…そない挑発されたら止められん…」
スルリと手を伸ばし大きく開いた死覇装の襟元からグッと胸を掴む
「あ…ン…」
「…声抑えなあかんで?」
ニヤリと微笑み胸の尖端を指でつまんだり撫でたり
「…ンン…待って…」
乱菊がギンを止めた
「ん?もう止まらへんで?」
ギンは乱菊の胸を揉みながら言う
「そうじゃ…ぁん…なくて」
乱菊はギンに抱きつきギンの耳元で囁いた
「…ここじゃイヤ…何処か宿屋の…」
囁くもギンはそこまで待ち理性を保てないと覚り
「もう無理や乱菊…」
ギンもまた乱菊の耳元で囁き耳に舌を這わせ舐めキスをし甘噛みする
「ンフ…ハァ…ぁぁ、やぁ…」
乱菊はギンの愛撫にゾクゾクと感じていた
スルリと袴の横から乱菊の秘部へと忍ばせ下着の上から撫でる
秘部のぷっくりと膨らんだ突起を撫でると乱菊の口から甘い吐息が漏れる
「ハァ…ああ…ギン…ンン…」
「ん?乱菊ー…どないしたん?偉い辛そうやで?ボクが助けたろか?」
にっと笑顔で乱菊の秘部へと愛撫しながら言うギン
「…もう…お願いだから…あたしを抱いて…もうどうなってもいい」
目を潤ませて乞う乱菊の顔にギンの鼓動は予想外に跳び跳ね
「…ッ」
言葉を詰まらせた
「あっ!…ン…あ…」
ギンは下着の上から撫でていた手を
今度は下着の中へと忍ばせ直接触る
「乱菊のここ…ボクの指に絡みついてエロいわぁ…♪」
「あぁ…ハァ…」
乱菊は頬を紅潮させながら『馬鹿…』と言う
それすらも愛しいとギンは思い
「今楽にしたる…」
そう言って乱菊に深い口付けをし
袴を下ろし下着を剥ぎ
蜜壷へと舌を這わせる
滑りを帯びたソコはギンを歓迎するかのようにヒクヒクとしていた
「あぁ!!!」
乱菊の歓喜の声
外な為になるべく声を抑えようと口元に手をやり声を抑える姿にギンはもっと意地悪したくなり
「乱菊のここ凄い♪ボクにこうされたかったん?」
言い終わるなり秘部のぷっくりと腫れた部分を吸いあげ蜜壷へは指を
中を掻き出すように出し入れされると乱菊は堪らず
「イッちゃ…うぅぅぅぅぅぅぅ!!」
ビクンビクンと痙攣し達してしまう
「イッてしもたん?乱菊…そんなによかった?ボクの愛撫…」
卑猥な言葉に頬を染めながらもうなずく乱菊
「ギン…お願い…早く…」
乱菊はギンでいっぱいにして欲しいと願いを乞う
その姿にギンは
「あかんわ…我慢してたんに…もう出来へん…」
乱菊を後ろに向かせ
後ろから自身の反り返ったそれを乱菊の蜜壷にあてがい一気に突き上げる
「はぁ!!!」
たちまち乱菊は絶頂を向かえたらしく
身体を痙攣させていた
「乱菊…入れただけやのにイッてしもたん?」
ゆっくりと腰を動かし乱菊の甘い吐息が更に大きくなる
「ハァ…あん!ああ…いい…ンン、ギン!!」
「大きい声出したらバレるよ?えぇの?…乱菊」
誰かが通ったらと考えると恥ずかしい
しかし言葉とは裏腹に蜜壷はギンを締め付け
絶頂へと誘う
「ああ…い…ギン!イク…イ…イッちゃう!」
「…ハァ…ッ…もうイクで?」
「ぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
「…ック!!!」
腰が早くなり絶頂を迎えギンは乱菊に欲を吐き出した
しかし乱菊はまだ酔いも性欲も治まらない様子でギンに迫る
「ギン…もっと、して」
ギンはいつも以上に色華を放つ乱菊を抱き
近くの宿屋へ入る事にした
「乱菊…ほらおいで♪」
その間も乱菊はビクンビクンと痙攣を繰り返し
トランス状態に入ったようだ

周りの者になるべく触れさせる事なく宿屋の部屋に入るには苦労した
ただでさえ目立つ乱菊を抱きながらは他の者の視線が乱菊に注がれる
ギンはそれを嫌ったのだ
部屋に入るなり
死覇装を自ら脱ぎ
「ギン…して?」
涙目のままギンに迫る
「ボクの可愛い子猫のお願いやもんなぁ♪」
布団の上に乱菊を寝かせギンは乱菊の蜜壷を
乱菊はギンの反り返ったモノを口にした
滑りを帯びた乱菊のソコは先程ギンをくわえ込んだと言うのに
まだヒクヒクと痙攣し舌で滑りを飲み干すが
どんどんあふれてくる
「ギン!!ぁぁ、そこ・・・あぁ!」
乱菊はギンの愛撫に許可なくはてる
しかしそんな事もギンは見抜いてしまう
「乱菊ーイッていいってゆーてないよ?…おしおき♪…したろな♪」
ニッコリと微笑み乱菊の口内へギンのそれを擦り
(息…苦しい)
乱菊が思った瞬間
「乱菊こぼしたらまたおしおきするで?」
そう言い腰を早め乱菊の口内へと欲を吐き出した

「ン!!」
乱菊も期待に応えようと
全て飲み干すが欲が口から漏れた
「ゴク…ゴク、ギン…もういいでしょ?…早くちょうたい…」
潤んだ瞳で見つめた後にギンに抱きつき腕の力を強める
(酔ぉたらこんなにも…あかん…放したないわ)
ギンは乱菊の耳元で囁く
「いややゆーてめ放さへん…」
ギンは胸の突起を指でつまみながら乱菊の蜜壷へと忍ばせた
「あぁ!!…深…い…」
乱菊の歓喜の声は止まらない

「ン、ハァ…あん、ギン」
ギンは乱菊に名を呼ばれる度に愛しくて唇や肌にキスを落とす


互いに互いを求め明け方に2人で子供の頃のように抱き合い眠った

どのくらいぶりだろう…
ギンの腕の中で神経を尖らせないで眠ったのは…

世が明けもう昼になろうと言う頃
「ンー…」
ギンの腕の中で乱菊は目を覚ます
「おはよう♪」
ニコニコと嬉しそうに頬を染めながらギンは目が覚めた乱菊に言う
わけのわからない乱菊はとりあえず返す
「…お…おはよう…。」
起き上がろうとすると激しい頭痛
頭をおさえながら起き上がる
ふと見ると何故か裸
「…ッ…いたたた………え…?…ええ???」
ギンを見るとギンも裸…
訳のわからない乱菊

傍らには自分達が使ったのであろうティッシュの残骸
乱菊の頭の内はハテナばかりが浮かぶ
そんな事お構い無いのギンは
「おはようさん♪乱菊♪腰もう大丈夫か?」
「・・・腰?大丈夫・・・」
ギンは乱菊の腰を撫でつつ言う
「・・・・もしかして・・・・?ギンと???」
全く・・・イヤ断片的に覚えてはいるが
まさか自分がギンと肌をあわせるとは思わず
「ん♪まさか・・・乱菊覚えてへんの?あんなに熱い夜を」
ギンは嬉しそうに乱菊を抱き寄せ言う
「あ・・・熱い夜・・・」
乱菊は断片的に覚えているその熱い夜を思い出してしまった
「ってゆーか今何時?」
外はわいわいと賑やかな声が聞こえる
「んー・・・・正午くらいちゃうかなー?」
「ふーん・・・え!?」
聞き流そうと思ったがあまりの驚きに言葉を失う
ただでさえ自隊の隊長は厳しいのに遅れるだなんて
いくら自分でもありえないと乱菊は自分の死覆装をとり着替えるために立ち上がろうとすると
「ええやん♪もう日番谷隊長には休暇申請出してあるさかい大丈夫や♪それに・・・」
「・・・ガクン!」
乱菊は腰から下の力が入らず立てなかった
「・・・だからゆーたやろ♪今日はボクが乱菊を独り占めや♪」
「ええ!?…全く、あんたはいつもそうやってあたしを繋ぎ留めようとするんだから…」
若干…いや、完全に諦めてギンに抱き寄せらギンの中にすっぽり入るように座らされる
「なぁ…乱菊、あの頃はこうやって2人で生きてたんやなぁ…」
あの頃とはギンが乱菊を拾い共に暮らしてた頃の事だ
「…そうね…」
身震いをしながら乱菊もギンに身体を預けピッタリとくっつく
ギンはその変化を嬉しく思いギュッと乱菊を抱き締めた
「…そんなにキツク抱きしめなくてもここにいるわよ♪」
乱菊もギンの普段とは違う何かを感じとっていた
「乱菊…」
「ギン…」
2人、目を見つめどちらともなく唇を重ねた
そのままギンは乱菊の胸を掴み尖端を摘まんだり捏ねたり
昨夜と同じように抱く
乱菊の脳内では断片的でしかなかった昨夜の出来事がパズルのように繋がっていく
「ハッ…ハァ、ン…ヤ、ダメ…ギン、もっと…」
「乱菊っ…ハッ…ッ…」
(ギンが好き)
乱菊の脳内でそんな言葉が浮かびトクン…と胸がなる
(やっぱりあたし…ギンが好き…)
ひとつふたつ…全てのギンの愛撫を愛しく受け入れる乱菊
自分が思っていた以上にギンを求めていたと知らされる
「あぁ…もう、ダメ、ギン…イ」
「1人でイクやなんて揺るさへん」
いたずらに揺すっていた腰の動きを止める
「え…やん、ギンお願い…」
乱菊の蜜壷がヒクつきギンを快楽へ呼ぶ込もうとする

「一緒やないとアカンで!」
言い終わると激しく腰を打ちつけ
いきなり快楽の渦に飲まれる
「あ!あーーーーーーーーーー!」
ビクビクと痙攣して果てた乱菊
自力で起き上がれない程に
互いを求め合い
そしてまた供に眠りにつき
翌朝まで楽しんだ後に
供に宿屋を出て
誰もいない時間に手を繋ぎ瀞霊廷へと帰った





END

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