[携帯モード] [URL送信]
*


「歩いてるだけで、人が助けにくるって…」
「違う!助けるっていうほっとかないじゃなくて、ちょっかいだしてくるっていうほっとかない!!」
「…ふぅん」

イマイチ分からない、とナマエは首を傾げた。
レノは鈍感め…と舌打ち。

「実際体験しないと分かんないってか」
「はい?…て、ちょッ」

レノはナマエの両手を片手で拘束すると、ナマエの首筋に息を吹きかけた。
それにより、ナマエは喉をひきつらせる。

「男共に…狙われるっつう意味だ」
「なッ…」
「…そんなカッコしてたらなァ」

例えばこんな感じに…と、レノはスリットから手を差し入れて太股を撫でた。

「うあああああ!?」
「近所迷惑だぞ、と…それに俺の耳がイカれる」
「ちょ、手はなせ!触るな!」

レノはぐっとナマエに顔を近付ける。
ナマエは思わず顔を強ばらせた。

「お前は男を知らなすぎだぞ、と」
「…そんなこと!」
「ない、なんて言わせねぇ…現にお前、分かってないし」

レノはそのままナマエをソファに押し倒した。
ナマエは困惑して荒く抵抗した。

[*前へ][次へ#]

6/13ページ

[戻る]


あきゅろす。
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!