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「…いい加減どっか行ってってば」
「冷たいねぇ…あ、なぁちょっと付き合えよ」
「は?」
レノはうんざりしているナマエの手を強引に引いた。
ナマエは突然の事に驚いて、そのままついていってしまった。
「えっ何…どこ行くって!?」
「秘密だぞ、と」
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「はい、到着」
「ここ?」
ナマエは見知らぬ店の前にいた。
レノは得意げに笑う。
「此処は神羅がお得意様なんだぞ、と」
なんでも、此処は神羅が特注するものは全て揃えてくれる、兎に角凄い店らしい。
「へー、何でも」
「そ、ただし服限定な」
服だけって
それただの服屋…
付け加えられた説明に、ナマエはガクッと項垂れた。
「…で、その服屋に何しに」
「タークスの制服クリーニング。取りに来たんだぞ、と」
うるせぇえええあああ
ナマエの堪忍袋の緒が切れかかった。
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