[携帯モード] [URL送信]
#



*********


「結局あれ、なんかのデマだったのな」

ザックスは残念そうに口を尖らせる。
社員は皆、解散して自らの持ち場に戻った。
ザックス達も退散しようとすると、後ろから呼び止められた。

「ザックス、ちょっといいか」
「アンジール」

振り返ると、そこには先輩ソルジャーであるアンジールが立っていた。



*********


「どーしたんだよ急に」
「たまにはお前に奢ってやらないとな」
「倹約家のアンタが珍しいな!」
「誉め言葉として受け取っておこうか」
「いでででで」

2人はミッドガル8番街のとある居酒屋で酒を飲んだ。
アンジールはクラス1st。ザックスの良き理解者であり、保護者のような存在だ。
アンジールはグイッと泡がいい具合のジョッキを飲み干す。ザックスも多少興味深そうにシャンディガフに口をつけた。

[*前へ][次へ#]

4/8ページ

[戻る]


あきゅろす。
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!