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ザックスはナマエの家に向かったのだった。
激しいドアノックとインターホン、仕舞には叫びだしたザックスに、ナマエは勢い良くドアを開けてぶつけてやったのだった。

「どうしたの」
「あの…ああの、あれあの、あのなあのさぁ!!」
「あのって何回言うの」

落ち着かせなければ、とナマエはザックスを部屋にとおした。
ザックスは気が気でないらしく、落ち着くなんて無理なようだった。

「そこに座って」
「…おう」

ザックスをソファに座らせると、ナマエはダイニングからココアを持ってきた。
ザックスはそれを勢い良く飲み干す。それなりに話せるようになった頃を見計らって、ナマエは口を開いた。

「それで、急にどうしたの?」
「…単刀直入に聞くぞ」
「う、うん」


「お前とセフィロスって…どうゆう関係?」
「ど、どうゆう関係って…え?」

ザックスのあまりに唐突すぎる質問に、予想していなかったナマエは思わず聞き返してしまった。

「たっ例えば親戚とか…他人とか友達とか…恋人、とか!」



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あきゅろす。
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