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「ジュノンが何者かの襲撃にあっている。お前も一緒に来てくれ」
「りょーかい」
ザックスはダルそうに肩を回し、歩き去るツォンとシスネの後を追おうとする。
しかし、ふと何かを思い出してビーチを振り返った。
「シスネ!」
「ん?」
「コイツ、ナマエはどうするんだ?」
「この様子だと彼女にもすぐ迎えが来るわ。私達は先にジュノンに向かいましょう」
「…。」
「貴方、寝起きの子を戦場に出すわけにはいかないでしょう?」
「うッ」
「大丈夫、連絡はいれておいたから。ほら急いで」
ザックスは仕方なく、ビーチを後にした…
「そうとうに寝入ってんなぁ、こりゃ」
あれから本当にすぐのこと、
あの騒ぎの中全く目を覚まさなかったナマエのもとに、黒スーツを着込んだレノとルードが現れた。
一向に起きる様子がないため、ルードはナマエを担いでシャワールームへ。
バシャーッ
「ッつ、つめた!!何々…って、ルード?」
そこで冷たい水を浴びて初めて、ナマエはしっかり覚醒したのだった。
「私…そんなに寝てた?」
「爆睡だ」
「あー…なんか、すいません」
「問題ない」
ちなみに、着替えが終わるまでレノは外で待機。
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