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「どう、して」
「セフィロス…!?」

2人は唖然として固まるが、セフィロスは容赦なく切りかかってきた。

ガキィン!!

「ザックス!」
「くッ」

ザックスはセフィロスの斬撃を必死に受け止めていた。
しかし、やはり格が違いすぎた。

「はァッ」
「無駄だ」

セフィロスの刀を振り払おうとナマエが振り上げるが、いともたやすく弾かれてしまう。
その反動で、ナマエはバランスを崩して地面に叩きつけられた。

「うッ…く!」
「ナマエ!」

ザックスがナマエを庇うように間に割り込む。

「させるか!」
「邪魔だ」

セフィロスは圧倒的な力でザックスに切りかかる。

キィン!!

耳に痛い音と共に、ザックスの剣は折られてしまった。
ザックスは苦々しげに顔をしかめる。

「…終わりだ」




「訓練中止!」
「「え!?」」

アンジールの鋭い声が響き渡る。
世界が規則的に崩れていく。それと同時に、セフィロスの姿も崩れるように消えた。
2人の視界は、もとのトレーニングルームに戻った。

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あきゅろす。
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