X 「なぁ恭弥・・・ 何で女装なんかしたんだ?」 生まれた時の姿で、2人抱き合う。 換気の為に開けた窓から薄ら寒い風が髪を撫ぜ、肩を撫ぜるが火照った身体には丁度良い。 「・・・。」 「まさか・・・お前が自分で考えてやったワケじゃ、ないよな?」 「・・・違う。」 「じゃあ、どうして?」 「・・・保健医が、」 「?」 「保健医が前に、女になればいいって」 「・・・は?」 話が飛びすぎている。 当たり前だが、ディーノは首を傾げた。 「僕が行ったらあなたは、お客の相手、しないでしょう?」 「そりゃあ・・・!」 もし恋人が女であれば。 パーティー中、傍で共に挨拶ができる。 しかし男は話が別。 つまり、そういうことなのだ…――― 「キョーヤーッ」 「うわっ」 強く強く抱き締める。 「愛してるぜーっ」 「解ってるから放してッ」 愛しい 愛し過ぎる 愛してるなんて言葉だけじゃ嫌なんだ 抱きしめて、囁いて、唇を重ねて。 それだけじゃ嫌なんだ 身体を重ねたって、足りない。 愛が溢れて仕方がない。 時が経てば経つほどにそれは増していく。 「・・・僕も、」 「ん?」 「・・・―――――」 「!」 Buon compleanno DINO ! ---→ す み ま せ ん ! バレンタイン小説の為にまきました!! すみません! ホントすみません!! 後で書き足します・・・(-"-;) 兎に角ッ 誕生日おめでとう! 大好きだよディーノ!!! clap? [*前へ] [戻る] |