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修羅の死神
2
「……」
空を見上げる
重い灰色が広がるばかりで
陽光なんか一つも見えやしなかった
「…何だよ…曇天(お前)も…私を嘲笑うのか…?人間(ヒト)じゃねぇって…嘲笑うのかよっ…!!」
力強く、刀を投げつけた
カランカランと音を立てて、刃が剥き出しになった
「結局…私は外に出たって
人間(ヒト)になれねぇじゃねぇかっ…!!」
膝をついて、泣き出しそうになっていると
ザッ
「!!」
1人の人が歩み寄ってきた
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