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修羅の死神

突然だった


突然天人が奇襲してきて、さんざん暴れた挙句、屋敷に火をつけていった


理由はこちらが天人側の条件を飲まず、一方的に意見を押し付けたためだった


いわゆる腹いせ




いぶきは必死に火にのまれまいと優生と共に逃げていった


「お義姉ちゃん…!!」

「泣くな優生!!」

「!!」

「ぜってぇ助かる!!お前だけでも助ける!!」


いぶきはたまたま近くにあった刀を手に障害物を切り裂き、優生と共に外への道を探し出した


「お義姉ちゃん、あれ!!」

「!!」

優生が指さす方向から風が吹いている



助かった、と思った











その考えは甘かった

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