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愛の巣
なんとかウチに辿り着き

あやめを寝かせて仁に相談

「あやめの誕生日さぁ、天蓋付きベッド買って、前使ったピンクの布垂らしたらどおかと思ってたんだけど…」

『部屋めちゃくちゃラブリーになる訳ね…笑。
いんじゃね?喜びそうだし、ベッド広かったら寝やすいし…』

「なにせ、三日連続で騒ぐだろうから…笑。」

『優サンタ、プレゼントでけー…笑』

「冬に床で布団は寒いしな。
こたつはないから、にゃんこはベッドで丸くなってて貰わないと…笑」


なんて二人で話して…

あやめはまだ眠ってるし、

ひさびさに仁と二人でまったりするか…

「仁、コーヒー飲む?」

『あー、サンキュー!煎れてくれんの?』

「あやめは紅茶派だから、久しぶりに豆挽いたコーヒー飲みたくなって。」




[side仁]


優がコーヒーの用意してるのを横目で見ながらパラパラ雑誌見て…

けど、内容は頭に入ってこなくて

いい匂いがしてきた…

「ブラックでいんだよな?」

テーブルに置かれたカップ

優のはミルク入り

さっきまで手繋いだりしてたのに、普通に隣に座られてなんかドキドキしてる俺…

なんだかなー…笑

いつも間にあやめがいるからなぁ…

ボーっと考えてたらポフッと肩抱き寄せられて…

「今日さぁ…あんまくっつけなかったじゃん?笑」

////

『…考えてる事同じかよ…』

「やっぱり?」

『うん。』

素直に答えた俺…

「かわい…」




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