ワンピース
バレちゃった(´艸｀*)
クミが起きたのは事件の３日後だった
「・・・うぅ・・・・」
パチッ・・・
クミが目を覚ます
辺りを見渡すとここは病院らしい
ムクリ・・・
起き上がると
バサバサバサッ！！！
白い何かが飛んで来た
「！！！」
バサッバサ！！
「何？何？？」
クミは顔に突撃してきた白い物を剥がす
ハットリ「・・くるっぽー！」
「・・！？！？・・・ハットリ！？・・」
ルッチ「起きた様だな」
「！！」
クルッ！！
クミが声のする方を見るとＣＰ９の面々がいた
カリ「・・・」
カ「３日も眠りっぱなしじゃったんじゃぞ？」
ジャ「起きて良かったぜー」
「・・・！！・・今・・・３日って言った！？」
クミがカクに問う
カ「あ、ああ・・」
「！！！や、ヤバい！！・・・ローに殺される！！約束の日過ぎてるーー！！」
クミの顔色が悪くなる
ルッチ「・・・何だ・・・」
カリ「・・トラブルのようね」
「・・・？？・・そういえば、私何でここに居るんだろう・・？」
ジャ「おれ達が運んでやったんだよ・・！！お前がルッチの傷の８割を背負って倒れるから病院に連れてきたんだよ」
「・・そうだったんだ・・・・ありがとう」
ブル「そういえば、お前が寝ている間１０回ぐらい電伝虫が鳴ってたぞ」
「！？・・・嘘・・」
ルッチ「・・一回出たぞ」
「出たの！？」
ルッチ「あ、ああ・・・・」
カリ「貴方の状況を言ったら向かうって言ってたわ」
「ちょちょちょ・・・・私今地獄の入り口にいるんだけど・・・・」
ジャ「ぎゃははは！！」
「笑い事じゃない！」
カ「おぬし男として通しておるからのう」
「・・・！・・じゃ、じゃあ今すぐ着替えないと」
「「「！！！」」」
ルッチ「・・・おれ達は外に出てる」
「いや、いいよ」
（（（大胆！？）））
ＣＰ９の男達がびっくりする
「・・・」
すると
クミが黒い影に包まれる
「「！！」」
そして、影が消えると男装のクミが現れる
カリ「便利ね」
「結構便利だ・・・・・だが、今回能力を使い過ぎて手配書がまた発行されるかもしれない」
カ「それなら出ておるぞ」
「！？・・・見せろ」
クミは手配書を渡される
そこには
ＤＥＡＤＯＮＬＹ
地獄の魔女 クミ
賞金
１３億
「・・あ・・・上がってるじゃねェか・・・！」
ルッチ「お前が気まぐれな悪魔で通せば、また廃止になるだろ」
「・・・そうだな・・・・・って・・ん？ルッチお前なんでそんなに俺に手を貸す？」
ルッチ「！！！・・・オレの勝手だ」
ルッチがそっぽを向く
カリ「・・フフフ・・」
すると
バァン！！！
「！？」
「「「！！！！」」」
扉が勢いよく開く
べポ「居た！」
ペン「クミだ！！」
シャチ「船長！いました！！」
「・・べポ！ペンギン！シャチ！！」
ルッチ「・・誰だ」
「俺の仲間だ」
カリ「迎えって事ね・・・・なら私達はもう行くわ」
「！！」
カ「じゃあのう、クミ」
ブル「頑張れよ」
ジャ「ぎゃははは！！俺の元船長だったなら、もっと名を上げろよ！」
クマドリ「あァ〜よよい！またァ会えるよいいなァ！」
フクロウ「おれ達は政府から逃げるちゃぱー」
残るはルッチだ
「・・・・」
ルッチ「・・・じゃあな。それと・・ありがとう」
「・・！！・ああ」
ルッチは歩いてった
「・・・・ゴクッ・・・」
クミが固唾をのむ
カツン・・カツン・・カツン・・
べポ達「「・・・・・；」」
べポ達が冷や汗を流す
「・・・（そんなに怒ってるかしら・・！ローは）」
そして、ローが姿を見せる
ロー「・・・よォ・・怪我したらしいじゃねェか・・💢」
「・・！！！（怒っていらっしゃるーーー！！！）」
ロー「・・・べポ達は船に戻ってろ、俺とクミで話がある」
べポ達が去ってく
「・・・；」
バタン・・
ローが扉を閉める
ロー「・・・・エニエスロビーに行った事は知っている・・・・だが、３日も入院する程怪我していいとは言ってねェ・・・」
「・・・そ・・それは・・・・」
ロー「・・・」
カチャ・・
ローは刀を立てるとクミに近づく
「！！・・・」
クミは後ずさりをする
ロー「・・・エニエスロビーに地獄の魔女が現れて麦わらを助けたらしい・・・・」
「！！・・」
クミは目を逸らす
ロー「クミ・・・お前・・・隠し事があるんじゃねェか？」
トン・・
クミは壁に当たる
「！」
後ろは壁で目の前にはローがいて、逃げれる状態じゃない
ロー「・・・なァ？クミ・・・」
ドン！！
ローがクミの頭の横に手をつくとクミを抑え込む
「！！！！・・・離せ・・」
ロー「・・・・」
ローはクミの目を見るだけで何も言わない
「・・・・っ・・・///・・・」
クミは目を逸らすしかない
ロー「・・何故逸らす・・？」
「・・・船長は・・・そういう趣味か・・」
ロー「・・クックック・・・・かもな・・・」
「俺は何も隠し事をしてない・・・」
ロー「・・・そうか・・・まだしらばっくれるなら・・・・」
ローはそのままクミの唇に自分の唇を近づける
「！！！//////・・・（まままま待てええ！！！！）」
ドクン・・ドクン・・ドクン・・・
クミの心拍数が上がる
ローはキスをする寸前で止まる
「！！」
ロー「・・・いいのか？・・・お前が言わなければ・・・・このまま・・・」
ローがクミの耳元に口を近づけると
ロー「・・抱くぞ・・」ボソッ・・・
「！？！？！？？！///////」
ロー「・・さァ・・・どうする？」
「・・・分かった・・・・だが、ロー船長だけだ」
ロー「・・！！」
「・・少し離れてくれ」
クミがそういうとローは下がる
ロー「・・・」
「・・・・」
クミは黒い影を出すと自分を覆って、女装に戻した
ロー「！！！！・・・」
「・・これが・・・私の・・・正体よ・・・」
クミはローの顔が見れず目を逸らして俯いている
ロー「・・・・やはりな・・・」
「・・・・っ・・・///」
ロー「・・・おい・・」
ローがクミを呼ぶがクミは反応しない
ロー「・・クミ」
ローはクミを呼ぶと顎を持ち上に上げる
「・！！！！//////」
クミの顔は真っ赤で目も上目遣いになっている
ロー「・・！！・・・」
「・・///・・・」
ロー「・・そんな目で・・見るんじゃねェ・・・」
ローはそう言うと顔を近づけ
キスをした
「・・・！！！・・・ん」
ロー「・・・」
ローはクミから離れる
「・・・な・・・何故・・キスを・・するの・・！？」
ロー「・・・俺がお前に惚れたからだ」
「！！！！！」
ロー「お前と会った時から女って事は気づいていた」
「！！！」
ロー「だが、地獄の魔女って事には気づかなかった」
「・・・本部を崩壊させた女なんて・・・嫌でしょ？」
ロー「・・・フッ・・何言ってやがる・・？・・・」
「！？」
ロー「その・・逆だ」
「・・・え」
ロー「お前が地獄の魔女だったなら、いいじゃねェか」
「・・・」
ロー「俺の女に相応しい」
「！！！/////・・・まだ・・・！貴方の女になるなんて・・・言ってない！」
ロー「・・嫌か？」
「・・！！・・・い・・・嫌・・じゃない・・・」
ロー「なら、お前はオレのだ」
「！！！ドクン・・・・////」
ロー「・・さあ、帰るぞ・・・あいつ等が待ってる」
ローが手を差し伸べる
「・・・・うん」
クミはローの手を握る
ロー「・・・フッ・・・」
そして、気づく
「・・・！！私この格好じゃ・・・ダメじゃん」
ロー「！・・・」
そう言うとクミは男装に戻した
「・・・行くか」
ロー「・・・」
少し落ち込むロー
そして歩いていると
ロー「・・・エニエスロビーに行った理由は？」
「・・あれ？・・言ってなかったか？」
ロー「ああ」
「ルフィが俺の義弟だからだ」
ロー「・・・は？」
「・・ルフィが俺の義弟だ」
ロー「・・！！！・・お前と麦わら屋が？」
「・・ああ・・・・」
ロー「・・義弟？」
「・・ああ・・・・俺とルフィとエースとサボで兄弟の盃を交わしたんだ」
ロー「・・・火拳もか・・！？」
「ああ・・・・」
ロー「全員親は違うんだろ？」
「ああ・・・・だが、俺とルフィは従弟だ」
ロー「・・・！！！」
「・・・うん」
ロー「・・麦わら屋の・・従姉？」
「ああ」
ロー「・・・マジか・・・」
「マジだ」
ロー「・・じゃあ・・俺は・・麦わら屋と親戚になるのか・・？」
ローが呟くと
「は？何て？」
クミが聞き返すと
ロー「！・・何でもねェ」
「そうか・・・」
ロー「ああ」
そして、潜水艇が見えてくる
「お！」
ロー「・・・」
クルー達「「「クミ〜〜〜〜！！！」」」
クミは走って甲板に向かった
タン！！・・・スタッ！！
べポ「クミ−−！！」
ギュ〜〜！！
べポがクミを抱きしめる
「べ・・・べポ・・・苦しい・・ぞ・・・」
べポ「あ！ごめん！」
べポがパッと離れる
ペン「お前船長にバラされなかったのか？」
「・・大丈夫だったぞ」
シャチ「良かったな〜！あんなに怒った船長見た事ねェんだ！」
「！！・・・そうなのか・・・」
べポ「クミが無事で本当に良かったよー」
「ありがとうな」
カツッカツ・・・
ロー「さっさと出航するぞ！」
「「「アイアイ！キャプテン！！」」」
「・・・次は何処だ？」
ロー「魚人島だ」
「！！おお、人魚か・・・・」
ロー「そうだ」
「魚人島って深海１万ｋｍにあるんだぞ？」
ペン「は！？」
シャチ「そうだったのか！！？」
アザラシ「どうするんだ？」
アシカ「流石にこの潜水艇でも潰れるぞ！？」
「「「うーん・・・」」」
ロー「行くための何かがあるだろ・・・べポ、海図持って来い」
べポ「アイアイ！」
べポは中に入ってった
ペリカン「俺、人魚姫に会ってみてェ！」
イルカ「人魚姫かー・・・・・クミって元々海賊だったんだろー？」
「そうだ」
イルカ「魚人島にどうやって行くか分かるんじゃねェのか？」
「あぁ、分かるぞ」
「「「「ええ！？」」」」」
ペン・シャチ「「先、言えよーー！！！」」
「あはは！すまん！」
ロー「・・・；」
べポ「持ってきたよー！」
べポが海図を持ってくる
ロー「クミ教えろ」
「おう」
全員が海図の周りに集まる
「・・まずは、このままレッドラインに辿り着くだろ？そしたら、シャボンディ諸島に行くんだ」
クミはレッドラインの近くにあるシャボンディ諸島を指さす
シャチ「ログが書き換えられる事はねェのか？」
「大丈夫だ。シャボンディ諸島はマングローブの集合体だ・・・だから、ログは書き換えられねェ・・・・海賊の溜まり場に近ェ」
シャチ「そこの諸島で何すんだ？」
「船をコーティングしてもらんだ。シャボンディ諸島のシャボンは魚人島までの水圧に耐えられるんだ」
ペン「へェー・・・・」
「だが、シャボンディ諸島は海軍本部に近ェから・・・・気ィ付けねェと何が来るか分からねェ」
トド「そ、そうか・・・」
ロー「まァ今からシャボンディ諸島に行けば良いって事だろ？」
「まあ、そういう事になるな」
クジラ「クミは元は賞金首だったのかー？」
「・・・ビクッ・・」
クラゲ「お！それ、俺も思った！」
キャスケット「どうなんだー？」
「言わねェーよ」
トド「教えてくれよ」
べポ「いくつだったのー！？」
「・・・うっ・・・・」
皆に質問攻めにされるクミ
ロー「コイツが元が何処の誰であろうといいじゃねェか」
ローのフォロー
「！」
ロー「クミの賞金額が知りたいなら手配書でも探してくればいいだろ」
「「「えええーーーーー」」」
「まァ、そういう事だ・・・・諦めろ」
クジラ「俺！探してくる！」
べポとペンギンとロー以外は中に入ってった
「・・・あー・・・」
べポ「俺は別にいいや」
ペン「俺もだ・・・」
ロー「クミ、来い」
「？」
ローはクミを自室に呼んだ
ベポ・ペン「「？？？？」」
二人は頭を傾げる
「・・・・；」
ガチャ・・・・・バタン
ロー「そこに座れ」
ローに言われてソファに座る
「・・・；」
クミはソファに座る
その隣にローが座る
「？！」
ロー「いつバレるか時間の問題だぞ」
「・・！・・・」
ロー「お前が悪魔として居たいなら止めねェが、今お前は政府と海軍に目が付けられてる・・・・」
「魔女かもしれないって気づかれてるって事か・・・」
ロー「そうだ」
「・・・・うーー・・・ん・・・・・」
ロー「まあ、お前が魔女だったとしても手放す気はねェよ」
ローはクミの顎を持つ
「！！！・・・・///・・・ありがとう」
ロー「・・・フッ・・」
クミはローの手をさり気なく取る
ロー「・・！」
「私は素敵な船長を持ったみたいね」二コッ
クミはローに笑顔を向ける
ロー「・・！！・・・・//」
ローは帽子を深く被る
「・・・ふふっ・・・」
すると
プルルルルル！！！！
「！？」
クミの電伝虫が鳴っている
ロー「出ていいぞ」
「うん」
ガチャ
「もしもし？」
ル「おう！俺はモンキー・Ｄ・ルフィ！！海賊王になる男だ！！」
ウ「名乗り過ぎだーー！！」
「・・・・ルフィね？」
ル「クミ−−−−！！！！」
ルフィが叫ぶ
クミは電伝虫を自分から離す
「うるさいわ・・・・」
ル「うるさいじゃねェよ！クミお前ェー！」
ルフィは怒っているようだ
ル「じいちゃんから聞いたぞ！！お前！オレの従姉なんだろ！！！？」
「・・！？！？！？！？・・・」
ル「クミもじいちゃんの孫なんだろ！！」
「・・・；」
ル「聞いてるのかー？」
「・・・そうよ、私はあなたのお父さんの姉の娘よ」
ル「・・！！！」
「・・だけど、私はあなたを従弟としてじゃなくて、弟と見てるわ」
ル「あたり前だ！・・・俺達は兄弟だ！」
「・・・ふふっ・・・」
ル「それもそうだけどよー、お前の手配書が出たからびっくりした」
「あぁ・・・そうね・・・・でも、私は気紛れな悪魔で生きてるから」
ル「・・にっしっしっし！クミ！おれ達今魚人島に向かってんだー」
「・・・！奇遇ね、私達もよ」
ル「また、会いてェなー」
「きっと、会えるわ」
ル「おう！」
「そこには全員いるの？」
ル「おう！ウソップも帰って来たし、フランキーが仲間になったんだ！」
「・・！・・・そう、楽しくなりそうね」
ル「楽しいぞ！」
すると
サ「クミちゅわ〜〜ん！！俺は君に会えなくて寂しいよ〜〜〜！！」
「！？」
ル「おい！サンｊ「クミ！アンタあの時どっか行っちゃって！！心配したんだから！」・・おい「クミ、怪我してねェか！？お前の船長も医者なんだろ？」・・・「ふふっ、手配書で見たけど残酷そうね」・・「くたばるんじゃねェーぞ」・・「おれ様の武勇伝を聞かせてやるから、早く来いよ！」・・「ん〜〜〜ス〜〜〜パ〜〜〜！！！」・・・お前等・・」
「・・ふふっ・・・全員元気そうで良かった」
ル「クミも元気でやれよ！！じゃあな！」
「じゃあね」
ブツッ・・・ツーツー・・
ロー「・・・・」
「どうしたの？」
ロー「いや・・・・麦わら屋一味はうるせェな」
「そうな事はないと思うけど？ここの海賊団も結構の賑やかさだと思うわ」
ロー「・・クックックック・・・そうだな」
「ふふっ・・・」
ロー「・・・クミ」
「何？」
ロー「麦わら屋一味と仲良しなんだなぁ・・？」
「・・！・・ふふっ・・・ローは嫉妬してるの？」
ロー「んな訳ねェ・・・！！！/////」
「赤いけど？」
ロー「これは！・・・もういい！」
ローは帽子を深く被ってクミに顔が見えないようにソファに座る
「！・・・ははっ・・・」
ロー「・・・・///・・・」
「・・・じゃあ、私はシャワーを浴びてくる」
ロー「・・・・あぁ・・」
「・・・あ、私の部屋だとシャワーしか付いてないから皆の風呂の浴槽借りるね」
バタン・・・
ロー「・・・は？・・・・何！？」
ローは少し経ってからクミの言った意味を理解した
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