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ワンピース
虫は存在しなくていい

「るんるんるーん♪久しぶりのお風呂だ〜!」
クミは着替えを持ってくると

「あ!ペンギン!」

ペン「何だ?」

「今から風呂借りるぞ」

ペン「ああ」

「あ、俺一人で入りたいから誰も入れんなよ」

ペン「あ、あぁ」
クミは中に入ってった
ガチャ・・・バタン

クミは風呂場に入ると服を脱いで風呂に入る
体を洗い終わると中に入る
チャプン・・・・

「・・ふあ〜・・・・久しぶりだー・・・」
クミは風呂から出ると体を拭く

「・・・ん?」
クミは入口に気配を感じた

「・・・気のせいか・・・」
さらしを付けて着替え終わると
ガチャッ・・・

ペン「お、出たか」

「!?・・・見張っててくれたのか?」

ペン「まぁな・・・・まあ、この船に男に興味のある奴はいねェけどな!はははっ!!」

「!!・・・あはははっ!!!そうだな!」
クミはペンギンの横を通ると自室に帰った

ペン「・・・!!・・・」
フワッと香るシャンプーの香り

ペン「・・アイツ・・・男なんだよな・・・・」

ガチャ・・・

「・・1週間ぶりの自室か・・・・ふあ〜・・・・もう眠ィ・・・・寝よう」
クミは髪を乾かすとベッドに入って寝た



次の日の朝・・・・

「・・・すー・・・・すー・・・・」

コンコンッ・・・

「・・・すー・・・・すー・・・・」

ゴンゴン!!!

「・・ふあ!?」
クミは起き上がる

シャチ「クミ!!起きろ!!」

「ああ!起きてるよ!!」

シャチ「!・・・ご飯だぞー」

「今、行く!」
シャチが去ってくとクミは急いで着替えて食堂に向かった
タッタッタ・・・・

ガチャ

キャス「お!おはようクミ」

「おはよう!」

「「「おはよう!!」」」

「・・・ぬあ!?」
クミは目の前にローが居てびっくりする

ロー「・・何だ・・・・」

「ローが起きてるなんて珍しいな・・・・明日は空から槍が降ってきそうだ」

ロー「・・・💢」

シャチ「お、おい!」

ペン「・・朝から怒らせるなよ・・・」

「・・それぐらいで怒るなよー」
クミはローの前に座る

ロー「・・・チッ・・」

「「!!!」」

クジラ「あの船長が諦めた!?」

アシカ「流石だ」

アザラシ「うん」

ロー「さっさと食えよ。今日は無人島に上陸する」

「お?もうか?」

ロー「ああ」

「早いな」

ベポ「風が追い風になってくれたんだー」

「へェー」

トド「しかも、その無人島は生き物がデカいらしいぞ?」

「そんな島聞いた事ねェよ」

ペリカン「グランドラインならあり得るだろー?」

「・・・まあ、言われてみればそうだが・・・」

アザラシ「船長ー」

ロー「何だ」

アザラシ「どういう割振りにします?」

ロー「・・・食料調達が6人、船番3人。あとは俺と来い」

そして、島に着いた

くじを引いた結果

食料調達チーム アシカ ペリカン トド キャスケット イルカ クラゲ

船番チーム クジラ オットセイ アザラシ 

ローチーム ロー クミ シャチ ペンギン ベポ

「・・・イヤだ・・・」

シャチ「あっはっは!!クミは虫が嫌いだもんな!」

「笑い事じゃねェんだよ!!」

ベポ「クミ俺がいるよ!」
ベポの笑顔が輝いている

「・・ああ・・・ありがとう」

ベポ「うん!」

ロー「行くぞ」

「・・・・・はぁ・・・」

ペン「楽しみだー」

シャチ「面白そうなのいそうだなー」

ベポ「本当に生き物がデカいのかなー」

「・・・・」ズーン・・・
5人が森の中に進んで行く

シャチ「船長ー今日は何しに来たんですかー?」

ロー「薬草が切れたからな」

ペン「最近戦い多かったですもんね」

ロー「ああ」

シャチ「どれくらい採るんですかー?」

ロー「さァな・・・・」

ベポ「薬草採りならクミでも出来るね!」

・・・・・・しーん

ベポ「・・?」

シャチ・ペン「「は?」」

ロー「・・・!!」
4人が後ろを見るとクミがいなかった
さっき下を向いて歩いていたせいか逸れたのだ

ロー「アイツは何処行った・・!?」

シャチ「・・・・?」

ペン「さっきまでいたよな?・・・」

ロー「・・・はあ・・・・まあ、アイツは覇気使いだからな。そのうち帰って来るだろ」

ベポ「大丈夫かなー」

シャチ「クミは強いから大丈夫だ」

ペン「そうだぞ」



その頃・・・

「・・・・は!」
クミが頭を上げると前には誰もいない

「!?!?!?・・・ロー達は何処だ!?・・・・あ・・・俺・・・逸れた・・・・・・え!?・・・やばいやばいやばい・・・・」
ガサガサ・・・・

「え?・・・」
クミは後ろに気配を感じ、振り返る

そこには
クミの数倍はある蜘蛛がいた

「・・・嘘・・だろ・・・」
蜘蛛はクミに静かに歩み寄る

「・・・ぎゃ・・・ギャアアアアアア!!!!!」
クミは走り出す
蜘蛛はクミを追いかける

「来るなァアアアアア!!!!」
蜘蛛はクミをずっと追いかけてくる

「執念深ェエエエエエ!!!!」
全力疾走で走るクミ


そして、ロー達

ギャアアア・・・・・

ロー「!」

シャチ「・・何だ!?・・」

ペン「・・クミか?・・」

ベポ「かもしれないね」

ロー「・・・大袈裟な奴だ」

シャチ「あんなに虫嫌いなんてなー」
シャチは後ろ向き歩きでロー達の前を歩く

ドン!・・・
シャチは何か硬い物に当たる

シャチ「あ・・?」
ポタ・・・ポタ・・・
シャチに何か液体が掛かる

シャチ「何だ!?・・」

ペン「・・あ・・・あ・・・」

ベポ「・・え・・・」

ロー「!!!!」

シャチ「・・・何だ?」
シャチが上を見ると

トカゲ「・・・・・・」
ロー達より数倍デカいトカゲだ

シャチ「ぎゃあああ!!!」

ロー「!!ROOM!」
ズバアン!!
ローは能力を発動してトカゲを斬る
ドサッ・・・

シャチ「・・・じゃあ!さっきのはよだれ・・・!?」

ペン「・・待て待て・・・あんなにデカいのは予想外だ・・!!」

ベポ「・・デカい・・・」

ロー「・・トカゲがあんなにデケェなら虫も相当だぞ・・・・!!!」

シャチ「あ!」

「「「クミ!!!」」」

ロー「・・急いでクミを探すぞ!」
4人はクミを探す


そして、全力疾走中のクミは・・・
ダダダダダダ!!!!!
森中の虫達がクミを追いかけてる

「うわああああああ!!!!!」
蜘蛛、ハチ、ムカデ、アリ、ゴキブリ、バッタ、カマキリ・・・・・

「どっか行けェエエエエエエーーー!!!!」
クミは帽子を押さえて後ろを振り向く

「・・・!!・・・・キモイーーーー!!!」
クミはもう精神と体力が底をつき始めていた

「・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ロー・・・HELP・・・ハァ・・・・ME〜〜〜!!!!」
すると

ブゥ―――ン!!!!
クミと虫達が薄い膜に包まれる

「!!」
クミの前にローが現れる

「ロー・・!!」

ロー「・・・オレのクルーを苛めるとはいい度胸だな・・・虫どもが」
ローは刀を抜くと
ズババババ!!!!
虫達をバラバラにした

「・・・ハァ・・ハァ・・・」
ローは刀をしまうとクミに近づく

ロー「・・・お前がこれ程の虫嫌いだっt「ローーー!!!恐かったぞーーー!!!」・・・!?!?!?」
クミがローに抱き付く

ロー「お、おい・・!」

ベポ「キャプテン!」

シャチ・ペン「「船長!!」」
べポ達はローを追いかけて、置いてかれたのか今辿り着いた

「・・・俺やっぱ虫嫌いだーー!!!」大泣き

べポ達「「!!!」」

ペン「んな!!」

シャチ「・・・!?」

ベポ「・・・」
3人はクミが大泣きという事とローに抱き付いている事で驚いている

ロー「お・・・おい・・!離せ・・!」

「・・・・は!!・・・わ、悪ィ!!///」
ぱっ!!
クミはローから離れる

ロー「ったく・・・・男なら虫ぐらい・・」

「嫌だね」ぷい!
そっぽ向くクミ

((((可愛い!!!・・・・男だけど!!)))
シャチとペンギンは思う

ロー「・・・・(くっそー・・・・コイツ・・!天使か!!)」
ローも思っていたようだ

ベポ「クミ大丈夫?」

「ベポは優しいなぁー!どっかの誰かさんと違って」チラッ・・・
クミはローをチラ見する

ロー「!!・・何だよ・・!」

「別に何でもねェよ」
クミはそういうと歩き出す

ロー「!」

ベポ「・・!」

シャチ「クミー」

「・・何だ」

ペン「お前、一人で帰れるのか?」

「・・・・!!!!・・・無理だ・・・今度虫と遭遇したら、俺・・・・天への階段を上がっちまう」

シャチ・ペン「「おいおいおい!!!」」
シャチ達が突っ込みを入れる

ロー「まだ薬草が採れてねェ「さっさと採れよ」・・・💢・・・てめェが大声で逃げ回ってるから薬草が採れなかったんだよっ!!!「すいません・・・」・・行くぞ」
クミは歩き出すローに付いてく

シャチ「・・・・;」

ペン「アイツ、面白いな」

ベポ「そうだね!」
3人も付いて行く

薬草採りを続けること、2,3時間・・・

「・・・ふあ〜・・・」

ベポ「ふあ〜・・・」

ロー「・・・・💢・・あくびする暇があったら採れ」

「もうこれぐらい採ったらいいじゃねェか」
背中に背負う籠3つぐらい収穫した

シャチ「・・・」

ペン「・・・・」
シャチとペンギンも帰りたいオーラを醸し出す

ロー「・・・はぁ・・・分かった。帰るぞ」

「「「はい!!」」」

ロー「・・・てめェらで持てよ」

「「「ええ〜〜!?」」」

「だと・・・思ったぜ」
クミ達は籠を背負うと船を泊めた岩場に向かう
岩場に着くと
ドサッドサ!!

「・・・ふぅー・・・」

ペン「・・・;」

シャチ「意外に重かった」

ロー「さっさと医療室に持って来い」

「「「は〜〜〜い」」」
3人の1匹は薬草を医療室に持って行った

「・・・疲れた・・・」

ベポ「
クミは虫に追われてたもんね!」

「・・あぁ・・・」

シャチ「クミって本当に女みてェだよなー」

ペン「お前女だったりしてなー!」

「そんな訳ねェだろ!!フザけんな!!」

シャチ「そう怒るなよー」

ペン「冗談だよ、冗談」

「・・そうか、ならいい」

ロー「明日の夕方出航する」

「ええー!・・おい、ロー」

ロー「何だ・・」

「俺この島にいるの嫌だ」

「「「ガキか!!!」」」

「あんな巨大な虫と居たくねェんだよ!!」

ロー「・・それは、無理なお願いだな」

「!!」

ロー「まだ、食料が溜まってねェ」

「・・・!!」
食料が想像以上に集まらなかったらしい

ロー「食料が溜まったら出航する」

「・・・・分かった・・・」
クミは沈んだまま部屋に戻った

アザラシ「どんだけだよ・・・」

オットセイ「帰る時の背中小さかったな・・」
クルー達が呟く



クミは虫は存在しなくていい物と考えている

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あきゅろす。
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