黒子
きらめきに誘われて 伊月 甘?
朝起きたら外が真っ白でした。
「雪ふったぞーーー!!」
「はあ・・・?」
愛佳はこたつで丸まっている伊月に向かってさけんだ。
「降ってます。」
「知ってるけど。」
「積もってます。」
「そうみたいだね。」
「イコール遊ぶじゃないの!?」
「ガキかよ。・・・高校にもなって、雪で遊ぶかって。」
「えー・・・でも、小金井にメールしたら、ノリノリだったよ?」
「・・・・コガ・・・・。」
苦笑いを浮かべる伊月に、愛佳はこたつをばんばんたたく。
「だって、せっかくのお正月やすみじゃん。いつもは、練習あって、ぜんぜん遊べないじゃん。こたつでみかん食べてるだけじゃあ、もったいないって・・・。」
「そりゃまあ・・・。」
そうなんだけど。
だからって、なんで雪遊びなんだよ。
別に雪遊びじゃなくてもいいじゃんか。ジャンガリアン。(あ、コレきた。)
俺的には愛佳とゆっくりしたいってか・・・なんで小金井までいんだよ。
はあ・・・この様子だと、誠凛バスケ部全員誘ってるな。
「黄瀬っちも来るって言ってたし・・・。」
「ちょっとまて、なんで黄瀬まで?」
「だって・・多いほうが楽しいでしょ?」
なんて、満面の笑みで言うな。
俺が悪いみたいじゃねーか。
「・・・わかったよ。行く。」
あいつらん中にこいつ一人で行かせるわけにはいかねーし。
「やったーー!!さ、行こう!!」
今までにないくらいの笑顔で愛佳は俺の腕をとった。
ホント、こいつには適わねーよ。
きらめきに誘われて
(俺の場合、きらめきってのは、
こいつなんだけど)
いつの間にか目線が伊月になってました・・。
どうしてもアイデアが思いつかなくて、姉にお題を出してもらいました。
それは「雪」「こたつ」「みかん」
だったので、こんなかんじに・・・・?
いままで書いた中で一番、
ヒロインちゃんのテンションが高いです。
関係ないけど、これって→
小金井ですよねww
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