[携帯モード] [URL送信]

小説
「今日は、鬼畜に行きましょ。」庵53

 「どうしたの?カヲル君…」

ベットに押し倒され、このままいつものようにカヲル君とするんだとばかり思ってた。

だけど、カヲル君の動きが止まる。


 「いつもと一緒じゃあ、シンジ君そろそろ飽きてこないかい?」

 「え……?どういう意味………。」

 「だから、今日は、ドSに攻めましょうか。」




と、
ベットの横のサイドテーブルから紐を取りだし、締め上げる。
そして、ベットの真上の柱にくくりつける。


 「え、え?カヲル…君?」

ちょっと、動揺する。
優しいカヲル君が紐で両腕を絞めるんだから。

 「今日は、優しくしてやれないからね。」


と、微笑を浮かべたカヲル君に何故か僕は、寒気を感じたんだ。

そして、カヲル君は着ていた服をハサミで切り出した。

 「カヲル君!?」

 「何?」

 「服!!」

 「今から、ヤるのに服はいらないよね?」

 「ぱ、パンツも!?」

 「うん。」

ザクッと

全部、切り終わるのに時間がかからなかった。


 「やだ……恥ずかしいよ……」

カヲル君は着てるのに、真っ裸は僕だけ。

 「これから、“もっと”恥ずかしいことするから大丈夫だよ、シンジ君。」

 「え……。」

 「さぁ、足開いてもらおうか?自分で。」

 「え!?」

恥ずかしさのあまり、両足をくっつけ隠していたのに、それを自分で開けって………。

カヲル君がやってくれないの?
 「さぁ、開いて。シンジ君の恥ずかしい所僕に見せてよ。」

真上でカヲル君は、微笑する。

 「や、やだよ…恥ずかしいよ……。」

 「そっかー、僕がいらないんだ。シンジ君は。」

 「ち、違うよ!!」

 「ならさ、」

 「……っ。」



おずおずと足を広げてく。
もう、そんな自分を見てられず、
目を伏せてしまう。


 「じゃあ、シンジ君言ってよ。何してほしい?」

 「え…。」

分かってるくせに………。

 「触って……、」

 「どこを?」

 「僕のに触れて…………。」

 「良くできました。」


そして、カヲル君は優しく僕のに触れる。 

 「っん……」

次第に上下の動きが早まるうちに声が押さえられなくなってくる。

 「はぁっ…っん、っあ。」

 「カヲルく…」

 「何?」

 「イき…そ…」

 「そっかー、簡単に。」





 「イカさないよ。」

 「今日は、優しくしてやれないからね」


と、カヲル君は僕の根本を掴むのだった。





 

[*前へ][次へ#]

3/15ページ

[戻る]


あきゅろす。
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!