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小説
「やっぱ、最初なんでッ!」 貞53

渚「シンジ君、最初だからお手柔らかにお願いします。だってー。」

ウけるーとか微妙にニュアンスが違う流行語を使う渚に溜め息がでた。


シンジ「それ、誰の手紙だよ。」

渚「作者じゃない?一応、僕達、イケない恋愛してるみたいだし。」

シンジ「イケない恋愛って、なんだよ…」

渚「普通に愛し合ってるだけなのにね〜」

シンジ「愛し合ってないよ、」

渚「またまた〜」


と片手を上下にふる。
井戸端会議のおば様達のように。

シンジ「いや、冗談ぬきで。」

渚「え………。」

渚「で、でも!ほらっ!シンジ君。僕の下でいつも可愛く喘いでくれるじゃん?」

シンジ「バッ、バッかじゃねーの!?小説の中だけだし。」



焦ってしまう自分が、確実的にいた。




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