星の物語-Novel- Aliciaの日常#1 時間は朝…日が昇り、小鳥さえずる声が聞こえてもおかしくない時間… 布団の中で眠る、一人の少女。 名前をアリーシャ。 自称戦乙女。またの名を天災を継ぐもの。 約束がない日はまず朝には起きない… 今回は約束がない時のお話… -昼- ようやく起床し一言 「ん〜…ねむ」 「おはようございます。ご主人様。」 奥からパートナーマシナリー、ふゆほたるが姿を出した。 「おはよ、ほたる。今何時〜?」 「14時にさしかかるところでございます」 「そっかぁ〜…たまには倉庫整理でもしよっか」 「了解いたしました。…あの」 「なぁに?」 「とりあえずどこから整理いたしますか?」 「…それを聞くって事は…まさか…」 「はい。許容可能領域の95%使用しています」 「じゃあ武器からで〜」 「了解いたしました」 いそいそと武器を出していくふゆほたる。 それを見ているアリーシャ。 「ほたるはいつ見ても可愛いなぁ…♪」 「…照れますのでやめてください」 「あはは♪ごみ〜んに。あ、それ別にしといて」 「はい」 そんなやりとりをしながら倉庫を整理していく…その時。 「…なにこれ」 「置物の山です」 「…」 部屋中置物だらけに… 彼女の場合、こういう時に限って誰かがくる… 「ご主人様〜りりなですぅ〜」 「あっ!きちゃだ…」 「ふぇ?…あぁ〜…」 りりなは流されてしまった 「…またやっちゃったね、ほたる…」 「ですね」 「次から鍵かけとこうね」 「はい」 とりあえず気絶しているりりなを何とかベッドに寝かせ、倉庫整理でその日は終わった。 [次へ#] [戻る] |