夏ホラー2007作品集
た〜「何も無かったかの様に」
◆た〜「何も無かったかの様に」
◆あらすじ：８月中頃、職場からの帰り道。いつも通る家のなかに見えたのは、ひと殺しの光景だった。
◆キーワード・カテゴリ
現代（モダン）、シリアス、ホラー、殺人
◆文字数
約５８３３文字
◆出だし１５０文字
職場から我が家まで、徒歩２０分。坂も無く、交通量も少ない、穏やかな道。その途中に少しだけ、気になる家があった。でも、その家の住人と、そんなに関わりがあったわけではない。奥さんと話したことはあったが、世間話を抜けたこともない。この家に関わっていたのは、ただ鶏がいたから。
◆読者様へメッセージ
怖くは無くて、そしてグロテスクな部分があり、「怖」いというより「切」ない。でも、温度の無い夏は感じていただけるかもしれません。
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