小説:生徒会庶務の災難 5 昔のことを考えているうちに、授業が終わった。 「あーっ!!瑞季じゃねーかっ!!」 いきなり聞こえてきた騒音。 そっちを見ると、そこには転校生、副会長、双子 兄と鈴木がいた。 「俺ら同じクラスだったんだな!!」 副会長と同じクラスということは知っていた。 会長と会計と書記もだが、会長と会計が授業なんか出るはずがない。 転校生と鈴木が同じクラスということは今知った。 うちの学校は成績順にクラスが決まる。 このクラスは一番優秀なクラスのはず。 転校生と鈴木、頭よかったのか。 [*前へ][次へ#] [戻る] |