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小説:生徒会庶務の災難
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つーか、セフレ作るのに事情があるって…どんな事情だよ(笑)

それにしても、突然会計が喋らなくなった。

どうしたんだお前?

まさか図星とか?

いやいや、そんなわけ…

「だって…俺に近づいてくるのなんて…親衛隊とか、顔しか興味ないやつばっかでっ…誰も俺自身を見てなんかくれないからっ…だったら、利用してやろうと思って…」

あるのかよ!

え、なにその理由。馬鹿だろ。

そう言いたいが、苦し気な会計にとても言える雰囲気ではない。

「そっか…親衛隊なんか気にするなよっ!!俺はお前のことわかってやれるからなっ!!もう俺ら親友だろ!?」

そう言って転校生は会計の手を握る。

顔を赤らめる会計。え、もしかして惚れた?

転校生すごっ。

こんな調子で副会長もオトしたのかな。

ちょっと転校生に対して興味が湧いてきたが、巻き込まれるのはゴメンだ。

やっぱ書記の後ろでやりすごすのがベストだな。

転校生に見つからないよう、角度に気を使いながら観察を続ける。

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あきゅろす。
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