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小説:生徒会庶務の災難
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昼休になり、俺らは食堂へ向かっている。

転校生について熱心に語る副会長、それを若干遮りながら相槌を打つ会計と会長、楽しそうにお喋りをする双子、俺の横を無言で歩く書記。

それにしても、副会長は馬鹿なんじゃないかと思う。

だって、生徒会メンバー全員揃って一人の生徒に会いに行くんだろ?

親衛隊が黙ってないんじゃないか?

俺に親衛隊はないけどね。

問題起こされると面倒だから、許可していないんだ。

いや、俺の話はどうでもいいな。

とにかく、食堂ではろくなことが起きないだろう。

そんなことを考え、今日何度めになるかわからないため息をついた。


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