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小説:生徒会庶務の災難
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食堂の扉の前まで来た。

俺は耳を塞ぐ準備をする。

食堂は嫌いで殆ど利用しない。なぜなら…

「「「きゃあああああああーっ!!」」」

…めちゃくちゃ、うるさいから。

え?ここ男子校だよね?と訊きたくなるような甲高い声が響く。

「生徒会の皆様だよっ!素敵ー!!」

「千代さまだ!珍しいっ!」

「相変わらずかっこいいい!!」

耳を塞いでも聞こえるってどんだけなの。

なんかいろいろ聞こえるけど無視。

いちいち相手してらんないもん。

「翔太っ!!」

そんな中、突然副会長が親衛隊に負けないくらい大きな声を出した。

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