■華桜戦記/小説倉庫@■
■†THE UNLIMITED 萩原 カセン【オマケB/前編】† ■
■※”うろ覚え”の3話による”×皆本”苦笑^^汗苦笑汗苦笑汗^^※■


■「ここ。ヨーロッパの小国、モナーク王国では、
建国記念日を迎える今日、”ブルースターの日”と呼ばれる式典がまもなく開かれようとしております。」
”この式典は・・・”
主催主のソフィー皇女の壁画を映すテレビ中継が流れる中”カセン”は他のメンバーより”一足早く”モナーク政府に接触し”潜入していた”
階級は無い”只の一般兵士”としてだが”能力”を生かせば”こんな穴だらけの平和的国家潜入”など”彼女には容易”で退屈な”仕事だった”。
”簡単に事が済んで退屈ね。”つまらなかったから”ターゲット”の男を落として”ベッドに寝転んでいた”
まだ”司郎”とは関係を結ぶ前。
少し前までは”自分の能力”が”効かないアンディ”に”好奇”の目線と”同じ傭兵出身者”として”興味を持って関係を築いていたが”それも少し離れて”3日”も経つと”平凡”過ぎるこの”国家”がつまらなくて仕方なかった。”洗脳”で無理やり”保護対象”として操っている”司郎”に”ソレ”を求めるのは気が引けた。
”だから気まぐれ”に他の男を相手にしてみたり。こうやって”仕事”の合間に”暇つぶしに”相手を求めてみるなど彼女にとっては”いつも”の”事”だった。
”只の退屈凌ぎ”それだけだった”間”で”真木”がそれをどう思っているのかも”相手”が自分をどう見て行為に及ぶのかも”興味が無いし受け入れる気が無かった”只”他の退屈しのぎを知らないからなんとなく”情報の一つも手に入らないかと”近寄ってみたが全く”意味が無かった”。
完全な”端役のゲス”だ。”こんな奴さっさと殺してしまって平和ボケしたこの国にどれだけそれがばかげた事か”エスパーとして”教えてやればいいものを。”
そう”思って仕方なかったが”少佐がそれを”許さなかった”どうやら”ここ”は”ユウギリの故郷”のようで、それが関係しているらしい・・・
”故郷”というなら”どうして彼女は”監獄に収監されていたんだろう。
”答え”は”容易に想像”が出来た”こいつ”が裏でエスパー”密売”をしているんだ。
只”ユウギリ”と”少佐の関係”だけは”良く分からない”いや、”興味が無いから”どうでもいい。
只”あの少佐の”過保護ぶりは”私が”この組織”に入るよりずっと前から”知り合っているような”仲に見えなくも無い。
”不思議な子・・・・。”

そう言ってカセンはそのままシャワーへと向かって行った。
そして”式典”が始まり、”皆本”と”幹部”たちが顔を合わせる。
・・・・・コイツが・・・・・・。
”その中にカセンも護衛として部屋の端に参加していた”
それにしても”抜けすぎた平和国家”招待客のボディーチェックもろくにせずにそのまま”手厚く歓迎”するだけ。
抜けすぎている。”何人かは護身用に銃を胸に携帯しているのが”なんとなく分かった。
その上で今回の”ターゲット”は”日本から来たバベルの二人”
予知の”改変”の手段としてまず”この二人の足止め”からはじまり”ゆっくり”少佐の思惑通りに”時間を運ばせ”
その上で”アイツ”の”現行犯逮捕”による”裏での悪政行為”を”国際的問題として国家機関の前で晒して”陰に隠れた”闇の一端を”表”の”光”に引きずり出さなきゃいけない。”面倒な事だ”潰してしまえば楽なのにそうしたら”トカゲの尻尾きり”で終わってしまう。
”デッドロック崩壊でどうやらあの男”は自分が始末される”直前”消される前に”皇女暗殺”の”最後の仕事を任されたようだ”
バカな男”どうせ”そんなことしたところで最後は”影で暗躍する”組織の奴らに最後は”罪”を着せられて全部”自分ひとりのせいにされて”捨てられ殺されるだけなのに。きっと”影”で”皇女暗殺後”自殺による”事件”の闇処理の手はずが”進んでいるのだろう”だからこそ”その一旦”を”正規機関”を通して露見させ、その上で”保護”も兼ねてあの男を”逮捕”させるのが”今回の目的”全ては”未来”における”女王”達の”平和”を守る”その一環”あくまで”表向きには感づくのが難しい影に潜む汚い闇を引き釣り出すのが”目的であって”コイツ”自体に”価値は無い”さっさと殺してそいつらをぶっ殺しちまえばいいのに。まだ”その根”がどこまで繋がって暗躍しているのかはまだ”把握し切れていない”只”ザコにしか見えない”こいつ”の裏側で何かが”自分の手を染めず”人を操って暗躍している。
”更に汚い人間が存在する”それだけは分かった。

”カセン”は”時”を待ち皆本達が護衛官室に入っていくのを見計らい、ニュース番組を録画した小型テレビを持ち出した。
そしてそこから”少佐”の思惑通り皆本達は”モナーク”へと足止めされ。”事件の真相を暴くゲームへとつき合わされるのであった。

「この端末をお使い下さい。」
それは”宮殿内部の専用端末”只のレトロゲームに見せかけた”ハッキングソフト”を利用して”ファイアーウォール”を突破した後”目的”の”ソレ”の情報を”手に入れて”保存するには絶好の場所だった。
「とりあえず”お茶か何かをご用意しますか?”」
そう答えた私に
「有難う」
皆本がそう答えた。
”胸元”には銃が忍ばせてある。
・・・・・・・・”平和ボケ国家・・・・”
本当に”ボディチェックもたいした情報も無しに”こんなところまで”バベル”の職員だから”一つ”で招き入れるなんて馬鹿げてる。
”必要”は”情報”は全てコチラでは”手”に入れているのに”それでも”皇女の”権限”による”エスパーの保護国家”偽善にしか見えないそれが”後世”にまで”確立すれば”それは”中立国家”として”確かに”エスパー”の”居場所”となりえる”私達のように”居場所も無く”それが無いものたちが”集まって”汚い”仕事をしながら”他のエスパー達”の保護を”犯罪組織”という”名”の下に”名を汚して”身を汚す必要は無くなる。
只それとは逆に”私の故郷”や”デッドロック”のような”場所”も存在する。
”噂では”天才”青年”と聞いたけれども。本当に”信用できる男なのか?”
カセンには”ソレ”を理解する事が出来なかった。
もう一人の”男”も只のアホに見える。
正直この”宮殿”にECMは”設置していない”エスパーのリミッター制御は義務付けられているがちょっとでも”触れてしまえば”高レベルエスパーしかも”サイコメトラー”と聞いたこの”男”がすぐにでも”割り出せる”であろうモノを”躍起”になってゲームに夢中になっている
「”アホみたい・・・”」
つい口に出してしまった言葉に”皆本”は
「それでも”皇女の命の危険が迫っているんだ”。」
真剣な”目”でそう答えた。
「確かに”パンドラ”側が”皇女”を保護している事は”僕達”は知っている。けれども”他”の一般人は”皇女”が誘拐されたとしか知らされていない。」
「・・・けれども”誘拐=身の危険が迫っている”と簡単に認識できるほど”この国の人間には危機感はありませんよ?」
本来なら”身代金”なり”命の危機なり考えてもいいだろう”本当に”皇女”を心配しているのなら”王宮”に信頼する人間達が集まってもおかしくないところだ。
それが普通に”ニュースに取り上げられる最中”待ちを普通に楽しんでいる。
「確かに”君の言うとおりだね”でも僕は”兵部”を知っている・・・・・」
”だからこそ”コレには”何かしら奴なりの意図があってしていることなんだ・・・・”
そういって考え込む皆本に

”少佐の何を知っているの?”
カセンは不思議で仕方なかった。

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■”皆本×”モナーク編。長くなりそうです。”アンリミ本編”が”架橋”に入りそうで怖いので先に”描きたかった”話をもそもそ書いていたのですが^^汗苦笑^^
”皆本編は長くなりそう^^苦笑汗汗苦笑汗汗苦笑^^;汗^^;2013/02/28※管理人苦笑汗長くなりそう汗苦笑汗^^※

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あきゅろす。
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