■華桜戦記小説倉庫@■
■†THE UNLIMITED 萩原 カセンfrom”ESP”@†■
■”バベル崩壊パンドラの危機/エスパー不振テロ事件@”■
※プロトタイプを改定して少しいじらせてもらいました”事件性”を強くして少し長くしようと思います”よろしくお願いいたします。
好きな”キャラ”沢山出させていただきますね^^よろしくお願いいたします”鷹夜”設定についてはコチラをご覧くださいよろしくお願いいたします苦笑汗^^;
※その場合は先にコチラで”名前変換”の再度登録をお願いします苦笑汗汗汗^^;

■舞台は日本、四月。「イイイイイン・・・!!!」
”ガシャアアアアン!!!!!”両サイドの窓を割りながら空飛ぶオレンジ頭の男が追いかけてくる。
「クソ・・・っ!!!!何なんだよさっきからあの変な音のあの野郎!!!」
ばらばらとまるで突き刺さるかのように鋭利な大きな形のソレがかなり高い高度の上からどんどんと降り注ぐ雨か矢のよう舞い落ちてくる。
”ガラス片”。ゴオオと大きなバイクが何かに攻撃されながら走り続ける。
ここは都心から離れた荒れたスラム廃墟のビルが立ち並ぶその場所・・・
「クソ!!!!こっちはやっと務所あがりで”パンドラ”っつー”ビッグマネー”のチャンスが巡りこんで来たっつーのによっ!!」
それは”暫く前”に聞いた話。”監獄”で”刑務所”の奴らが職員達の話を盗み聞きして得た情報だった。
自分が”ESP"に目覚めてすぐ”念動力”による”傷害事件”でつかまって暫く”間で覚醒してレベルが上がって”それでも我慢して”出所”の
その日を待っていたしかし”エスパー”その”能力”が”悪影響”を与え覚醒してすぐのレベルの”低い”時代に起こした”傷害事件”ちょっと相手を病院送りにしちまった。
たった”それだけ”の出来事で”裁判沙汰”で懲役が与えられ、釈放後も”職”にも恵まれそうに無かった。その間に耳にした”ビックチャンス”
「”この国”日本”を拠点に”海外進出”を果たした”巨大”な犯罪組織が今この国に戻ってきているらしい”」
しかも”今”はその”捜索中”バベルの奴らも手を拱いて捜すのに苦労している”エスパーだけで構成された犯罪組織”しかも他国でも”同業組織”を潰しては
どんどん”知名度”と”組織力”を上げているらしい”確実にかなりの組織力と金を持ったそのパトロン”今ココで”5”にまでレベルが覚醒した俺の方から
”でかい犯罪”犯してアピールすれば”パンドラ”側から”ヘッドハンティング”される可能性もあるかもしえねぇ・・・!!!!”好きに能力を生かせて好きに暴れて金も入る”
レベルが低かっただけに”刑務所”じゃ一般の普通人達と一緒にされひどい”暴行”を受けたエスパーへの恨みから犯罪を犯した”受刑者”もいれば務所内にもそれを好まない役人もいた。
あまりいい”待遇”とはいえなかった寧ろ”地獄”とも思える”ソレ”に誰一人”目を向けてもくれなかった”ソレが今”その能力を”好きなだけ使えばそれが”アピール”となって
”でかい組織に入れてもらえるかもしれねぇ目出てぇチャンス・・・・!!!”
「”こんなデカイ大仕事・・・てめぇみてぇなガキに邪魔されてたまるかよ・・・・!!!!”」
”5”といっても流石に今乗っている大型バイクごと空を飛ぶわけにはいかない。元々先に反抗予告、”計画”をしっかり”自分なりに”立てて”犯行”を行うつもりだった。
だがどこでばれたのか”パンドラ”宛に”ネット”で犯行予告を出して捕まる前にそこを抜け出し場所に向かう途中”変な男”に追いかけられた。
”制服”からして”特務エスパー”には見えねぇガキしかもかなり”柄が悪い”上で普通に飛びながら攻撃してきやがる変な機械音みたいな攻撃をされるもんだからバイクから身を乗り出して
攻撃する事もできねぇ・・・・!!!とにかくこいつを振り切るか場所を代えて”反撃”して倒すしかねぇ・・・だったらいったん目くらましに姿を消して・・・・・・・・
”ブオオオ・・・・・・!!”アクセルを吹かすと男はそのまま追いかける葉を振り切ってそのまま走り去ってった。
そこでいったん止まる葉。
「”カセン・・・・そっち言ったぜ・・・・・!!!”」
「”了解・・・!!”」少佐の誕生日、4月15日に新たに入った”彼女の後輩”佐伯通の中継でテレパス行進を交わしもともと予定していた場所に入る。ブオオオオオオオオオ・・・・・バイクから入った先はビルの間
ここを追いかけてきた瞬間にこちらから先に攻撃してやる思ってビルの中間でバイクを止めようとした瞬間。目の前にビル影からふらりと黒いコートの女が現れた。
手には銃を構えている。「”・・・っ・・・・!何モンだ・・・・!!!!”」バイクを止めて手を翳す攻撃しようものならたとえ相手が女でもそのまま”PK”でぶっ飛ばす
「”テメェ・・・こっちの邪魔すんじゃねぇこっちは一世一代の大チャンスパンドラっつーでっけぇ組織に拾ってもらうため・・・!”」
「”残念・・・”あたしたち”が”パンドラよ・・・・”」そういってにやりと笑う女・・・・・・・「”は・・・ふざけんな・・・・!!!!!!!!”」
そう言って攻撃した瞬間”パァアアン!!!”目の前の女が目の前で綺麗に割れた。”画面ごと切り取られるように割れた”その感じ
「”何だと・・・!!!”コイツ・・・・・合成能力者か・・・・・!?????????”」「残念それは只の鏡よ・・・!!!」
今度は”後ろから声がした”振り向いた瞬間「う・・・・うわああああああああああああああ!!!!!!」足元の砂の中からネット上の網が現れ俺はそいつに捕らえられた
っ・・・・騙された・・・・・・・ここは・・・・最初から・・・・・・・・・・・
「”そう・・・・罠よ・・・・・”」今度は上から声がした女は目の前に立っている口元を動かしていない。なのに・・・上を見上げるとさっきの”男”がくるくる”指先”を振り回している。
「”彼は振動波の能力者だからこうやって鏡越しの私から声が聞こえるように指示させてたの!」今度は頭の中で反響する声。
どうなってんだ・・・!???????「”たとえレベルに恵まれても心と体には恵まれなかったようね・・・・ESPの使い方もろくに覚えもしないまま・・・”私達の名”を借りて
大犯罪起こそうなんて”最低な事”してくれんじゃない・・・・・”」今度は直接女の声が聞こえてきた。が。頭の中の声が止まらない”なんだコレは・・・・!???”
「”ヒュウ・・・!やるじゃん”新人”・・・・!”」仕掛けた罠を引っ張り上げて”カセンの声”をテレパスで多重音に重複して頭に聞こえるように送っただけ自分に出来るのは相手の位置を
把握するのと精神に関与してさりげなくそこに送り込めるように誘い込む事だけ。”催眠能力”にも移動力にも”恵まれなくても”そういう使い方がある、”カセンさん”に教えられて
その”通り”に従っただけだ。”それでも・・・!!”「”この・・・アマァアアアアアアア・・・・!!!!!!!”」男が全能力を開放した。メリメリとその圧力にバイクがどんどん壊れて行くそれでも
びくともしない”網”は逆に彼を締め付けるようにその空間を狭めて行く「”・・・・っ!???????”」「”本当に、”踊らされて”馬鹿じゃない”」
あなたみたいな”無知の馬鹿に暴れられたらこっちの株が下がるのよ・・・・!”そう言ってため息を一つこぼした後「”ソレは司郎の”繊維”だからこの一撃は痛いわよ?”」
”電撃”側の銃を片手にその引き金を引いた「”ギャアアアアアアアア!!!!!!!”」念動力でその攻撃を和らげようと試みたもののそれでもその一撃はかなりの苦痛だった。
そして男はそのまま気絶した。
「”OKー・・・こっちも用事は済んだわ・・・後は”次・・・ね・・・!”」
「”ちぇー・・・・今回はカセンにいいとこ奪われちまったぜ・・・!”」悔しそうにする”葉”「”仕方ないじゃない相手は”レベル5”の”サイキッカー”だもんいくら”6”の葉と言ったって空気の
壁を作られたら正攻法は効かないわよ。それでも”本当は紅葉姉達の方に回されたかもしれない仕事を片付けたんだから一緒に喜びなさいよ!”」
そういって”くいっ”っと指で合図すると「”あ、これ差し入れです。お疲れ様って事で”」ビルの窓から隣に居た”佐伯”から缶ジュースを渡された。「”フンっ”」
ムカついて受け取ったら意外と熱かった。「”熱い・・・・お前・・・!!!!”」そう言って一度は落としそうになったが「”駄目ジャン”あんた”!”葉”はどっちかっていえば”冷蔵庫”より”電子レンジ”みたいな
モンなんだからどうせなら冷えた奴よこせばよかったのよ!!」カセンに茶化された。”クソッ”たしかに”理論的”には”そっちに近いが”「”お前結構いい趣味してんじゃん・・・”」コーヒーか何かだと
思ったら”コンポタ”だった正直声からの攻撃連打と長期飛行で腹が減っていた。「”あ。カセンさんにはハイコレ」そういって笑顔で渡した”佐伯”は何故かカセンに殴られた。
渡したのは「”おしるこ”だった。」「”何かエロい!!!!!!!”」あまりまだ”日本語”のそういう部分に慣れてない”カセン”は何か一瞬別のものを想像して恥ずかしくなった。

■†THE UNLIMITED 萩原 カセンfor”ESP”@†■

「だーかーらー・・・ESP戦に置いてレベルの低い相手を複数チームで追う場合!!!」
「”だから何なんだよそれ!関係ねーだろんなもん全部レベルと感覚でやっちまえばいいじゃねぇか!!!”」
「”相手のレベルと能力にも寄るでしょ!!!!!ちゃんと話を聞きなさい!私は元々対ESP戦の元普通人のエキスパートよ!!レベルの低い能力者の場合やっぱり合成能力でもベースにした
”能力”を中心とした”心理的な癖”ってあるの!!!!そうすれば今日みたいな”反撃は受けずにすんだのよ!!”」
それは”昨日”の船内の話”昨日も”3人でチームを組んで”他のエスパー捕獲”を行っていた、このところ毎日続いているソレ。
”今日”こと”前日、その日は一瞬の油断をした瞬間に葉がナイフで傷を負った”「”あの時ちゃんと一瞬のあのテレポーターの思考を追えばナイフを投げられず済んだのよ!!!”」
「”っつたく!!!結局はかわしてぶった押したんだから別にいいだろう!!!!!!俺だって最初は単純に逃げるんだと油断しただけでまさか死角に入り込んでナイフ投げるとは思わなかっただけで!”」
「”振動波の能力者ならもっと出現時の空気の乱れとか分かるでしょう!!!だいたい二撃目だってその前に私がしとめなきゃ食らってかもしれないじゃん!!!!”」
「”・・っ・・・!それでも・・・・!!!”」「”・・・何よ?”」睨むカセンに「”女のお前にあんなヒデェ戦い方させるわけにもいかねぇだろ”」ぽんと頭を撫でられた。
最終的に油断して一瞬きられた傷を見た瞬間に二撃目を胸に向かって投げようとしたその女を結局銃弾で撃ち殺した。本来はその”必要”は無かった。
レベルの低い能力者。テレポーターといっても回数と距離に制限があるから先に他の能力者をつぶしてから追い込むつもりだった近くには”佐伯”が潜んでいてばれないように”テレパス”で彼女の”念波”に思考を合わせて集中しながら中の様子を探っていた。
それでも屈強な男二人を気絶で仕留めて最後の一人。”間”二人の男の間で”女”を売りに”金”を欲しがる”欲望にまみれた汚いソレ”は単純に見ていた目の前の行為に逃げたすかと思った。
が。一瞬ちらりと目を向けた逃げようとしたのだと思ったそれに気をとられて”逃がすか!!”攻撃した瞬間に死角を奪われてナイフを投げ込まれた。”他の男は気絶済み”力を盾に金目的で
寄っていた男を捨てて逃げるかと思ったが”こちら側にも”いた”女性の能力者”カセンの能力で気を引かせて戦意の緩んだ瞬間にソレをしとめたのが憎かったらしい。
”女として負けたくなかった”最後にテレパスで思念波を受け取った”佐伯”は彼女のその最後の決意をそうキャッチしたようだが。あえて”葉”を狙ったのは”ちらり”と目を向けた瞬間
”彼女の次の動向”を先にカセンが読んでいたから。”明らかな罠と癖”レベルの低いテレポーター等にみられる”細かい癖”が”そういう戦い方”の中には”いくつか”存在する。
「だから”明日は”絶対・・・・そういう油断はしないでよ・・・・・!そういって睨みつけるカセン。”徹底的”に絞られた、自分のほうが”浮力”にも”移動力”にも欠けるが”ESP戦”の元本職。
”そういう”いい加減な戦い方で”仲間が傷を負う姿も半端な能力者に対して命を奪うような戦い方”をするのも本来”最もそれに傷つき心を痛めるのは”俺じゃなくて”お前のほうだと思うのに”
だからこそ”怪我したら”悲しむだろうことは”なんとなく分かった”真木さんはいつも”そうやって”自分が怪我しないように。”その上で”こいつの気持ちも心も全部守るつもりで庇ってんのかよ。
何かソレに少々ムカついたけど今”その”視線が楽しそうにキラキラと目を輝かせて自分に向かって話しかけてくる隣で邪魔な”テレパス”が「”参考になりますねー・・・”」嘘臭い笑みを向けているが
それはそれで”楽しいから”この説教を聞くのは別に悪くない。元々”暫く前”までは”こうやって”まともに話すこともままならなかったソレが今は目を輝かせて楽しそうに話している。
「”本当に好きなんだな・・・”」「”へ?”」「”戦闘が”」そう言ってみたら少しだけ眉を潜めた「”本当は・・・こんな”戦い方は好きじゃない・・・・””」そういって寂しそうに床を見つめる。
確かに”今回”の”仕事”は俺もいけすかねぇ・・・・・・
”こういうふざけた犯罪計画を行った奴がめちゃめちゃ許せねぇ・・・・”いや、”実際犯罪を”行っているわけじゃない。
誰かが”半端なレベルの能力者”や”ESPによる暴行グループ”をプロデュースするかのように”一斉”に”同時犯行を行うよう仄めかしている”
連日その”処理に”追われる俺たち・・・”その”理由は・・・・・・

「”君の活躍には大いに期待しているよ。こうやって少しずつ”バベル”の株を下げ世界的な犯罪組織”パンドラ”の名を”凶悪犯罪グループ”として”世”に引きずり出せば・・・・”」
「”分かってます・・・そうすれば”そちら側”の”利益も莫大に倍増する”」「”あぁ今同盟国・・・この国にいる間この国の保安部が壊滅しそして”極悪非道の犯罪者グループ”として奴らが世間に知らしめられれば・・・”」
我々”−−−−”の”一斉検挙”いや・・・・・”計画”自体も早期に”優位な状態”となる。
そうなれば・・・・・「”その際には君は今以上の重要ポストに上がれるよう此方からも”高官ポスト”を用意しよう”」
「”ありがとうございます。”」
そう言って互いに音声を機械音に変えた”外部”からの通信を切るとすぐさまその”痕跡”を消した。
「”兵部・・・・・京介・・・・”」憎いその”名”をぶつぶつ呼びながら”ガシャアアアアン”画面に映るその”銀髪”に銀のナイフを突き立てた。
「”憎い憎い憎い憎い・・・・殺す殺す殺す殺す・・・・・・”」時期は4月中旬”ブウウン・・・・・・”その部屋の外で小さな巣を作る大きなスズメバチがその姿を伺っていた。
「へ?・・・・・・”主任”の様子がですか・・・・・?」
ナオミにそう相談したのは”犬神鷹夜”犬神とは名ばかりにかなり本家の初音、明達とは”バベル”では仲のいいものの遠縁にあたるその存在。
今は自分の主任に当たる普通人の一般男性と付き合っている。それが数日前から”少し”様子がおかしいのであった。
ブツブツと何かを話すような不穏な節、妙に漂う”特殊な念波”、異質な”臭い”を感じて話かけたところ途端に我に返ったが。
”どこか様子がおかしかった”。話を聞くと”同期”の別科の”主任”の誰かと”一緒に酒を飲んだ帰り”だったそうだが。どうやら久々に話をして”彼の様子がすこしおかしかったのは気のせいだろうか”
ぼんやりとそういう主任に”どうしたんだろう”そう思いながらもすりよってさりげなく痕跡を嗅いでみようとするものの”何の臭いも嗅ぎ取れなかった”。
だが一瞬何者かに操られていたかのようなおかしな言動を取っていた。”アレは・・・・?”
「”おい・・・・初・・・・・”」「”あぁ・・・・・”」
事件は”バベル”にとっても”パンドラ”にとっても良くない方向に進んでいた、如いてはその”トップ”にあたる”兵部京介”にも”蕾見不二子”にもその存在の身の危険とその地位を揺るがす事態を起こし始めていたのである。
「”分かったこっちも一応”谷崎”に話しておくね・・・それでも”」今は”それ以上”の”酷い事件”でバベルはかなり多忙な状態”余地出動も手が回らず”に世間からも”エスパー”に対する不信感と非難の目が
その中心”本来彼らを守ることを目的に設立されたその本部”にまで”社会の偏見”の目は及んでいた。”当”の”管理官”蕾見不二子も余地出動で手が足りないほかの支部や政府側からの圧力への対処へと
各所に足を運んでいる最中。”事件”はその中でどんどんと”拡大化”されていった・・・・・・。

「”どうやら”順調に”事がすすんでいるようだな・・・・・”」そういって空を見つめる青の瞳。
「”京介・・・・・”銀髪に丸い眼鏡それをかけてその流れる銀髪を愛しむように思い出す隣の男も満足そうにそのニュースに微笑んでいた”」
”不二子くん君には悪いが君たち”バベル”にはここで消えてもらうことになる・・・・”本来”君たちがやっていることは”エスパーの”管理体制”として””間違って”いるのだよ”
そもそも”あの場所”に”私の墓を建て”その意思を”告いだつもり”の君たちが”間違い”なんだ・・・・、そういって”全貌”の一部を取り上げる世界中継のニュースを見ながらその”事態”に
微笑んでいた”これでうまく事が進めば”さらに”計画は”段階として”早まり確立が上がる事になる”

「”それはとても喜ばしいことじゃないか・・・・・”」
定期連絡を聞きながら”スパイ”に向かって”ギリアム”が言った。「”しかし、ギリアム様。・・”これでは・・・””」
「”面白いことじゃないかそれだけ”世に不満を持って普通人を人とみなさず殺したがるエスパーが世にはとても沢山いるのだろう・・・”」
「”ならその意思を生かして好きに殺させてやればいいじゃないか・・・・そして”対価”として”本人たち”の心を奪ってしまえばいい・・・・”」
「”使える商品・・・・・・”手駒が増えれば”お父様も”お喜び”になるだろう。”」”バベルにいくらかこちら側のスパイを紛れこませて上手く此方で頂いていこう”
戦わずして”好きに操れる手駒が増えるのはいいことじゃないか”僕の催眠じゃなかなか上手く自殺はしてくれないが記憶が戻って自分のしたことに手を汚した自分の罪に最後は怯えて死ぬがいい。
今は”パンドラ”側がバベルの予知出動より早く”高レベルエスパー”の拿捕をしているのだろう?「”えぇ・・”あちら側”はあまり”感覚的”に価値観の違うそういう”汚い”輩を同志にするつもりはないようで”」
クク・・・・「”確かに汚いクズばかりだね・・・”」だからこそ”洗脳しての””捨て駒”として”価値が上がる”生きた”殺戮兵器”意思の無いままに従う同じ”人間”その姿をした”兵器”を”ノーマル”が操るからこそ
僕ら組織は”儲かるのだよ”「”そっちの方は君に任せるよ。何人か中継してこちら側から使うにいいクズなテロリストは逆に生きた殺戮兵器として意志を奪ってその能力をフルに使わせてあげようじゃないか・・・”」
それにしても・・・・・”今回はずいぶんと思い切った作戦に出たようだね・・・・・・”場所は”日本”考えられるのは”普通の人々”側からの”エスパーへの不満と懸念”それを”パンドラ”という巨大規模の看板を
掲げることで一層その汚い欲望のはけ口とソレに対するノーマルの偽善を一気に吐き出させるつもりのようだが・・・・・”実に普通人らしくて汚いやり方だな”だが”エスパー側”の”使い方”
その”奥底の気持ちのソレ”にも察して”呼びかけている”ソレは明らかに”エスパー側”からの何かしらの洗脳因子や脳波へ直接送りつける何かがあってからの”やり口だ”ここまで大々的に”一般人”が巨大な”テロ行為”を
集中的に行えるはずが無い。”モニターに映し出されるのはバベルの予知出動で間に合わなかった大規模犯罪しかもエスパーグループによる大量殺人。”犯行声明には”パンドラへ自分たちも入れろ”そう英語で書かれていたらしい、
そういった”痕跡”を残して今無関係の女子供ましてや普通人が大量に殺戮されているのが”現在”あからさまに”同業者”からの”犯行示唆”が見受けられるが”やり口が汚いないな・・・”
あくまで僕らブラックファントムが請け負うのは世界各国からの要人暗殺や影からのESPによる洗脳支配。”普通人”側から利益を得てソレにあった人材を貸し出し注文を受け付けるのが仕事のベース。
世界には”殺して欲しい要人”やソレを求める”普通人”が大量に多い。間にSPとして”エスパー”を”使う相手”がいるからこそ”BFクオリティ”はソレ以上に高い能力者を手に入れなきゃいれない・・・だが、
”こんな汚いやり方をする生き物共”になれるのはあくまで”商品”ではなく”安い捨て駒や替え玉程度”最初から”死ぬのを目的に買い殺される豚”と同じ。それが”能の無い頭で汚いやり方をして見せびらかすだけ気に入らない”
やるならもっと”スマート”に美しく”手の内は”見せないものだと思うが・・・・・・・・・「”さて・・・ここで”彼女”と兵部くんはどう出るかな・・・・”」それはそれで楽しみだ。
「”お手並み拝見”・・・・」とさせてもらおうか、窓の外に見えるバラ園を背景に手にしたティーカップを口付けながら外に出ることを許されない仮人形の”娘”の影はじっとそのモニターを見つめていた。

■NEXT■

■2013/06/07プロトタイプ作成>から08”本編”をさらに引き伸ばして伸ばそうと思います。
”プロトタイプ”を先にご覧になった方は”犯人”もうばればれですねスミマセン苦笑汗^^;

[*前へ][次へ#]

91/114ページ

[戻る]


第3回BLove小説漫画コンテスト開催中
無料HPエムペ!