■”僕達”黒い幽霊は”元々”本来”お父様の”初恋”だった”その女性”への”腹いせ”が”研究者”としての”彼に”莫大な利益を 生み”ソレ”に”取り付かれた”お父様が”自分のしたことは正義だ”と”罪悪感”へ”向けたくない目”をそちらへと”向かうように” 歳をとるたび”利益”と”ソレ”への執着心がどんどんと”強まった”そんな場所へ”彼女”が”お父様”の”物になったら”一生 ”性奴隷”として”あの人”をさらに”深い奥底へと”落とし込んでしまった上で”本来の母親”に当たる人物は”あの人”の過去を 忘れてしまうかのように”消されてしまう”可能性がある”できれば”それだけはしたくはない”一度だけ見せられた”その写真の人物。 本当に”よく似ていた”だから僕の”この”気持ち”は・・・・ ■†THE UNLIMITED 萩原 カセン5prart/司郎C†■ ”司郎”に会った。まだ”お別れ”への”踏ん切りがつかなくて”分かれるために”会いたくなくて”どうしたらいいかわからない。 その”気持ちをどう押さえ込んだらいいのか”分からないまま”随分と”回復”して”立てる”状態にまでなった”彼”に説明する。 ”このまま一生お別れするなら・・・・・・”もう目も合わせないで”少佐の所”へ行かせたほうがいい。確かに”司郎”なら この国での”混乱の最中”に国籍移動も”組織力”でなんとかしてくれるかもしれない。でも”今は”少佐の下へ”向かうべきだと 思う・・・・・”不安定な”あの人”は”やっぱり私とそっくりだ”戦場の中では”生きれる”かもしれない”けれども”ソレさえ過ぎて しまえば・・・・・・”傍に行ったほうがいい”彼が”あの人”が”生きる意味として”下手すると死んでしまう・・・・・・。 ソレを”阻止する目”があって”ソレが生き続けているうちは”少佐は死なない・・・・・・”多分”私同様に・・”司郎”は簡単には 死なないから・・・”生きているなら”私は死なない・・・・”司郎”も多分分かってる・・・なら”このまま行かせるべきだ” そう思ってちらりとそちらを見た瞬間。サニーの”説明を受けてる”司郎”と目があってしまった・・・・・。 「”あ・・・・。”」何故か寂しそうな”目”でもう一度ソレを”目の前に向けられてしまった・・・”受け取りたい”せめて” お別れする前に・・・・・・・・・”何でか泣きそうになりながら”急に何でか”欲しくてたまらなくなってしまった”ソレを受け取ってしまった。 ”ピンクダイヤの加工石”ハート型に綺麗に加工されたソレが収まるそのリング。 ・・・・・”最後のお別れ”にするなら・・・”この先は”司郎が”誰と付き合ってどう最後まで生き抜こうとも構わないと思った” 最後の”思い出として”お別れとして”只思い出に”受け取ってつけるつもりだった・・・・”なのに・・・・” 「”・・・・・っ・・・っ・・・・!????」「”え・・・何・・・どうしたの!???????”」 「”カセン・・・・!??????”」驚くサニーと”心配する司郎”。 ”一瞬”記憶を失った。”そのまま”どこかに飛ばされた”石だけが知る記憶”それは”例のレアメタルクオーツ”の最初の”持ち主” 初代の”王家のお姫様”にあたる”その人の記憶のある場所”・・・・・気付いたら”私はどこかの”宮殿で。その夜その場に何故かいた。 ”目の前にいるのは”何故か”司郎”しかし格好はまるで”それに遣える従者の剣士”「”次の戦争で・・また暫く俺は傍を離れます・・・・”」 「”間に貴女は他の王子との婚姻が決まるんですね・・・・”」寂しそうに見つめられた。”どう見ても”司郎だ。なのに”何故だか”この”人”は ”この時代では結ばれない”縁の無い”人物だということだけは分かる「”多分俺は次の戦いで戦士します・・・・”上官にも”そろそろこの関係がばれてしまった・・・” だからきっと真っ先に”あなた”の”秘密”を守るため・・・・俺は”殺されることになるでしょう”」だから”誓ってくれませんか?”もしこのまま俺が死んだら・・・ その次の”来世で・・・・・”そういって”口付けされた”。・・・・・・”死ぬならそのまま”求めてしまえばいいものを。口付けだけして去っていった。 ”司郎だ・・・・・”どう考えても”司郎だ”顔も形も似ているけど・・・”それ以前に”何故か司郎だと思った”そのまま何もしないで去っていかれたのが”何より寂しかった。 伝う涙・・・・・頷く自分・・・・この体はあからさまに”男を知らない”他の男に嫁ぐ前のその”女性”何もしないまま”別れた”寂しい”石の思い出。” どうやら”一瞬。本当に一瞬だった”。だがその一瞬に”意識を失った私はそのまま倒れてしまったらしい。 「”どうした・・・・!????”」目が覚めたら”司郎が目の前に”真っ先に傍に寄って心配してきた”何もできなかった””何もしてこなかった・・・” そのまま”お互い別々の道を歩んで死んだらしい”来世で・・・・その約束が今なのか分からない・・・・”只・・・・・・・ 「”好き・・・・どこにもいかないで・・・・・・・////!!!”」あの時”その瞬間”に”言えなかった”自分の言葉が”今になってやっと出た” 「”好き・・・・・好き・・・・好き・・・・///!!」何故か涙が出てそれしか”言えない”もしかしたら”本当に”さっきの二人のように・・・・・・ ”別れる前に”思い出が欲しかった”でも言えなかった・・・・”嫁入り前の嫁ぐ身だから”堅く誓った彼のその気持ちを死ぬ事を決めた気持ちを揺らがせるわけにはいかなかった” けど・・・・”今は・・・・この世界は・・・・”「”好き・・・・////!!!”」泣きながらそう言って”抱き着くしかできなかった” どうしたらいいかわからない只”好き”だと言いたい”ずっと我慢してきた気持ちがその言葉しか出してくれない”説明しようと思えば思うほど その気持ちが”好き”としか言われてくれない。「”どうした・・・?カセン・・・・・?”」”お前が俺を好きなことは前々から知ってるが?”こんな”時に本来”我侭言うような ”女性”ではないはずだが・・・・・「”好き・・・・・司郎が・・・・・好き・・・///”」どう説明したらいいか分からないでもそれしか出ない・・・・・・ こんな時に”自分が”説明できる”他の能力者”だったら・・・・・・・・・”キィイイイン”その”気持ちに答えるように”異常”だった彼女の”特異的体質”としか言えない ”異常がESP”がどんどんと”石に封印されていく・・・・”そして・・・・・ 「”あ・・・・”」何気なく”ソレに気付いたドール”が”サニー”に「”二人きりにさせてあげませんか?”」それなりに”きを使ってあげようとする。 「”そんなの最初から分かってるわよ・・・・・・・先に面倒ごとは全部済ませといてあげるから。・・・・・”司郎”は”頼まれたそれだけお願い。・・・・後は”後”でゆっくり ”合流”しなさい?・・・・・・”先に全部済ませてのんびりこっちは待機してるわ・・・・・”」と”何故かニヤニヤしてドール”を連れて消えていった。 (”あの女”さっさと仕事を済ませて食う気”だ・・・”)「”うーん・・・・・・”」このまま”少佐”の所に出来れば”すぐさま向かいたいが・・・・・” 連れて行くなら”カセンも”連れて行ったほうがいいような気がする。”むしろ”奴らの方が”邪魔しちゃいけない雰囲気なので”きを使うのは”あちら側”の方だと思うのだが・・・・ どうするべきか”とりあえず”カセンの様子がおかしい”只不安とか恐怖とかそういうようではないのだけは分かるんだが・・・・” 「”司郎・・・・こっちを見て・・・・・・?”」「ん・・・・・・・・?」消えていったやつらの”方向”に顔を向けて・・・・・・・カセンから目を反らしていたら・・ 話しかけられて。向いた瞬間引き寄せられて”口付けられた”とりあえず”倒れたカセン”を不安気に見つめて”どうしたらいいのか”迷っていた。腰を折って膝を立てて様子を見ていたら起き上がった ”カセン”の方から”口付けてきた”やっぱり”珍しい”どうしたらいいのか”分からない”別れと”言っても”一時的に”お互い”俺は”組織の再建”彼女は”この国の”政権”回復”に向かうだけなのだから ”永遠”の”別れ”というわけでもない。”指輪”を受け取って”はめてくれたのなら”さっさと終わらせ次第迎えに来る”つもりだったんだが・・・・・”「ん・・・・・」 妙に絡み付いてくる。”こんなときに求められても今はそういう状況じゃないことくらいはお互い知っているはずだが”その上で”よく分からない・・・・” 目の前にいるのは本当に”カセンなんだろうか?”普通の”女の子”にしか見えない。しかも”誘ってるとしても”かなり”下手糞だ”らしくない。本来なら”もっと”強引に”誘ってくると思うが” 何故だか妙に”大人しい”上で”俺を離してくれない”「”カセン・・・・?”」どうしたいいのか分からない”このまま”少佐の元へ”抱えて連れて行くべきだろうか・・・・・・。 迷っていながら”少佐がいるだろう方向に目を向けると”頬を染めながら”少し迷い気味”に俯いていた”彼女”が”指を絡めあうように手を繋いできた”珍しい本当に珍しい そもそも”手をつなぐこと自体が”めったに無い。というより”誘ってくるなら本当にかなり強引で自己中”だ。”俺のほうから求めるときも気が向かなければさせてくれない”そんな気まぐれな ”女だった”はずなのに”妙にしおらしい”これはこれで可愛いが・・・・”手を出してもいいのだろうか?”今はそんな場合じゃないが・・・・”どうしたら・・・・・・・ 「”・・・・っ・・・・・!????????”」そう思った瞬間に”何かが”自分に流れ込んできた”カセンの能力か!?????”組織にいる”都合上”彼女の”能力は合成能力者”という事になってるが ”実際のレベルはまともに図れたことがない”計器にかければ針が触れない”ノーマル状態”で無駄にそのまま”爆発する”感応系を通して調べさせようにも”能力が能力だけに”体感能力が邪魔をして図れない。 条件に応じて”能力値”も変わる。”実際はESPなのか只の特異体質なのか”分からない”半端物のESP”それを言ったらあの”アンディ・ヒノミヤ”に近いものがあるが。 実際は”別の感応系の能力が潜在能力として確認されている”いつ”覚醒”するかは不明だったが”テレパス/プレコグ/そしてサイコメトリー”の兆候だけは”確認されていた”どれも”低いレベルの複合能力” 念波をそれだけに絞って合わせればぎりぎり”計器”が触れる程度”他のメンバー”には”隠していた”能力上”彼女”は”一般世界では”生きていけない特殊体質だが”エスパー”かどうかは 実際には分からない”只その力と持ち前の戦闘能力”を生かせば十分”ESP並み”の”能力”は持っていた”計器では計れないが”あえてレベルを上げるなら”体感レベルだけなら既に7は超えている” 条件と距離と気持ちでさらに漏れ出すので”7のリミッター”をつけても実はあまり意味が無い。・・・・から”ずっと”傍において”周り”を避けるよう隠していたが・・・どうやら”潜在能力の方に”目覚めたらしい。 よく見たらいつの間にかリミッターをはずしていた。その上で・・・今”目の前のカセンは・・・・”手にしたばかりのテレパスとその能力を利用してお互い”石”の”夢”を見ているようだ。 ”なんとなく”風景が変わっても”俺はどの時代でも俺だと思う”目の前の女性が”お姫様”だというのであれば”それはそれで”俺はどこにいても”彼女を守るために生まれて生き続けるのが仕事だと思うだから” まやかしの”幻想”この空間”彼女が石を通して見せる夢”ここで”俺なら”別れはしない”好きなら気持ちを伝えるだろう”例え後に死ぬとするならなお更”先のことよりも”今を大事にするべきだと思う。 何もしないで”去っていった”まやかしの”この男”は馬鹿なんだろうか”どう見ても”目の前の”カセン”は”ソレを求めている”どうやら先ほどからの行動は”ソレを伝えたかったようだ・・・・” 行って欲しくない・・・・・・・”それはつまり”そういう意味か・・・・・”石の見せるその夢とその初代のその気持ち”何代目の”生まれ変わりなのか分からない彼女”の”言えなかったその言葉”その上で ”今のカセンの気持ちは・・・・・・・”「”確かに・・・・少佐の下へは向かいたいが・・・・・”」このままだと「”合流するまでに随分時間がかかりそうだな・・・・・”」 そういって苦笑した”お互い初めて同士ではないし何度か体は重ねた関係だなのに・・・”妙な”気持ち”と空間が”その場を支配する”果たせなかったお互いの”想いが”成仏したがっている・・・ なら”その想いを遂げた上でお互い”別に生まれた”この世界の自分として””運命だと思いたい”かねてからの”よく分からない縁”などすっぱり断ち切ってやる”俺は自分からカセンに惚れた”それだけだ。 ”そういう諸説に興味は無いが今はこの妙な気持ちに任せてそのまま想いを遂げたい気がする・・・・”「”優しくするから・・・・・」そういってゆっくりと体を支えて地面に倒すと。頬を染めてゆっくりと頷かれた。 ”可愛い・・・・”本当に”大事にしたい・・・・”あぁ・・・これじゃぁ本当に”少佐達ともあいつらとも合流するのは遅くなりそうだ・・・・・・””妙な空間に支配される”ここがどこなのか分からないが・・・ どこでも俺は”彼女だけは大事にしたいと思うだろう”さっさと”事を済ませて現実空間に戻りたいが・・・”それでも”目の前”の”カセン”がとても”愛しくて・・・”この時間を”大事にしたい・・・”思ってしまった・・・・ ”できれば早くに組織は復興して迎えに行く・・・・”そのときには俺も”国籍”を手に入れて・・・・・・・・ 「”・・・っつ・・・///”」嬉しそうに過敏に反応する体。なのにしなやかで・・・・”その上で”能力は失ったのか。”それとも石”がかき消しているのか・・・・”目の前にいるカセンは本当に”只の女の子に見える・・・・ ”可愛い・・・”というより”愛しい・・・・”脆いのは心だけだと思っていたがこの先はさらに”弱く”なってしまう。でもそれは”一般の”女性と何も”変わらない”彼女が元々強すぎただけだ。”その反面”が元々の”奥底の弱さを 作っていたんだろう・・・「”司郎・・・・”」あぁ・・・熱い吐息と共に”見つめられる”多分彼女はもう・・・・・ 「”ふっ・・・さすが”男とはいえ”あたしの血筋ね!ここまで上手くやってくれるとはやるじゃない”桜華”!!”」 上空で”その一部始終を見ていたカナギはやったとばかりに腕を振った。 「”ってお前何人様の色事見て興奮してんねんいくら元がジャーナリストゆうてもそれはあかんやろ・・・”」 そう言って”現れた”のは同じくこの時代では”もう亡くなっている”はずの”夏見”お互い”思念体”というより”俗に言う”霊体に近い存在。 「アラ?何であなたこっちに来たの?”他の皆はあの兵部京介のところに言ったんじゃなくて?”」 あからさまにこの世界に馴染んだキャリアウーマンのようなか格好でエリート的な眼鏡をかけて見つめる彼女に 「”そうやってお前がいつまでも時代時代に合わせてこっちの世界に来ようとせぇへんから迎えに来てやったんやろ?”」 そう言っていつまで待っても”こちら側”に来ようとしない彼女に”引き寄せられた”少佐の念波に干渉して現れたのをいいことに先に彼女を迎えに来た。 ”他のメンバーは皆それぞれに今回の行く末を見守っている”ちなみに彼らを引き寄せたのは”少佐”と海の”伊9号”8号の”行く末”を案じる彼が”彼ら”をこの世界に具現化させた。 「”ほれ・・・この花やるからお前もそろそろこっちへ来いや?」俺だけ”一人モン”状態なのはなんか正直寂しいで? そう言って渡されたのは”真っ赤なバラ”「・・・似合わなー・・・・・・・」真っ先にそう言われた 「”う・・・うっせぇこっちはわざわざお前の髪と名前に合わせてやなぁ・・・・・////!!!!」こんな恥ずかしいモン用意したの生まれてはじめてやで!????? そういって差し出したものを手にとって彼女は次にこう言った「”真っ赤なバラの意味は?”」「”・・・知らん////”」 「”あら・・・私は馬鹿な男は嫌いよ・・・・?”」「”ばっ・・・・本当はそのくらい知ってるっちゅーねん・・・・!///」 「”じゃぁバラの本数に意味があるのは・・・・・・?”」そう言って彼女は受け取ったバラの花びらを一枚一枚丁寧に契りながらゆっくりと下に向かって落としていく。 「って・・・・何やっとんのや・・・・!!!!!人がせっかく用意したモンを・・・・・!!!!!!!!」 「”アラ?いいじゃない?せっかくの”ハッピーエンドな物語に華のひとつも添えてもらえないなんて”お姫様”が可哀想よ?”」 「・・・”お前いつからそないなことまで知ってたんや?”」事情はなんとなく”京介”を通して”知ることができたが・・・” 「”最初から・・・・・かしら・・・・・・?”」初めて”直接手合わせした瞬間に前にこっそり忍び込んだどこかの国のお姫様に顔がまったく一緒だったからまさかとはおもってたけど・・・” 彼女は死後もずっと”この世界”でいろんなものを見つめてきた。”その上で”興味を持ったのが”P.A.N.D.R.A”いつしか彼女はその存在に興味を持ってフラーっとソレを追うようになっていた。 反面で”スキャンダラス”な自分の血筋にも”なかなか”面白いと思って見つめていたが”彼には”どうやら”空間透視”能力でばれていたようだ。ちょこちょこ”ババァ”扱いされて見えてはいないはずなのに話しかけられる時がある。 それでも”両親”を捨てた彼には”いい話し相手”で落ち着く場所のひとつだったようだ。”それでも・・・” 「”そうね・・・そろそろ行こうかしら・・・・あの子も彼女の傍にいるうちは寂しくはなさそうだし・・・・”」 一本のバラの意味”一目惚れ”それは”どちらの感情”かは分からないが今の”二人に相応しい意味合いだと思って与えた” 「”あ・・・・・・花・・・・・”」そう言って”空”を指差すカセン。「”ん・・・・・・・?”」 確かにつられて見上げると真っ赤なバラがちらほらと振ってきている。 「”ほら・・・さっさとあんたのヒュプノで増やしなさいよ!ぶわー・・・・と雪みたいに散らしてあげた方がロマンチックでいいじゃない”」 「”お前なぁ・・・・・・・”」「”ソレが済んだら一緒に言ってあげるわよ”」そういって取りなさいとばかりに手を向けられたのでその手を取って繋ぐことにした。 「”久々やなぁ・・・・こうやって手繋ぐのも・・・”」 「”そうね・・・・”子供時代”に里で派閥が出来るまでわね・・・・”」子供のころ前は同じ師の下で修行していた。 が”いろいろ合って”また会う”頃には”敵対忍者”になっていた・・・・が”時代も変わり”彼が”軍”に入りそれも終わった。 つまらないから”ジャーナリスト”として”それを追うことにした”こちらもどちらが最初なのかは分からないがお互い初恋だったと思う・・・・。 「”あ・・・・・雪みたいに降ってきた・・・・・”」そういって指差すカセン・・・・・。 「”そうだなぁ・・・・”」ちらりと見上げたその先に知らない女と夏見さんが見えた。”どうやら”俺が行かなくとも”少佐の周りには”だれかしら”傍についてて”くれてるらしい。 ”ユウギリの能力が能力なら”ヒノミヤはまだいるだろう・・・・・”頼んだぞ・・・・”とりあえず”今は・・・”愛しいそれに口付けた。”とても嬉しそうに微笑むので”今は手放すわけには行かない。 ”可愛らしい”普通の”女の子”だ・・・・・・・・”手放したくはないが・・・”これなら”大丈夫だろう・・・”迎えに来る頃には・・・・・”ちゃんと”彼女が求めるような”国籍”も手に入れておこう・・・・。 多分・・・・・・”犯罪組織”から抹消され”それなりの大組織”として”次のステージに立つべきだ”表舞台で”エスパーの居場所を守る場所・・・”そういう場所として”次は・・・・・・・” 「”カセン・・・・・・・いい子にしてるんだぞ?”」そういって見つめたら少し頬を染めた後「”うん・・・///”」頷いたと思ったら”嫌だ。”と言われた。”オイ。”と思って苦笑したら”今度は司郎に浮気されそうだから嫌だ” とそう言われた・・・・”やはり気が引きたくていたずらしたいようだ”だが・・・・「”もうそういうことはしないから・・・///”」頬を染めて目を逸らされた。 ソレはつまりもう”彼女は””俺だけの物”だと認識してもいいということだろうか・・・・・・・・?”口に出していいのか分からなくてとりあえず伝わるかと念波を送ってみたら恥ずかしそうに小さくこくりと頷かれた”そうか。 ”手放したく無くなった・・・・”だが”組織が復興するまでは”誰かに預けて守らせた方がいいかもしれない・・・・・・。 ”その方がきっと早い・・・・”俺の仕事も効率が上がる。反面で”この国の”政権”に関わるなら”中立組織”といえども”誰かしら”置いた方がいい。 彼女なら”バベル側にも”気に入られるだろう。”何故かはしらんがそう思えた”直接的な”決着は”まだ”皆本”とはつけてないが・・・・・多分”もうそういう事はしないと思うが・・・・” 「”はぁ・・・・・”」つい”ため息が出てしまった・・・・・・”最初から”思い出してくれれば”こんなに苦労はしなかったものを・・・・・・・・。 それだけ”愛しいと思っている自分がいて苦笑したが”それだけ”やはり好きなんだと思う”指輪の効果か”能力”を失ったのか”封印されたのか”ソレはまったく感じなくなった。が”やはり好きだ”むしろ”ソレ”が”リミッター”以上の ”役割を果たすなら”むしろこれは”指からは外せない・・・”ならもう他の誰の”ソレ”もつけることは出来ない。”確実に俺だけの物だ”何故か安心した・・・・瞬間・・・・・・・互いの体から何か別の”人物像”が抜けていくのが見えた。 「”あ・・・・”」カセンは”ソレ”に嬉しそうに”手を振っている”俺はまったく見る気はない”なんとなく”ソレが誰かは分かったが・・・・”この気持ちは”本物だと”信じたいから”受け入れる気はなかった・・・・・ が”誰かしら”入っていた”約束”の主どもは満足して”結ばれて”空へ帰っていったらしい。いつの間にか振っていたバラの花びらも消えていた。”夏見さんもあの場所へ行ったのか・・・・・” あの”赤い髪の女・・・・どこかで会った気がするが・・・・・”誰だろうか・・・・そう思っていたら 「”サニーにそっくりだったね・・・”」カセンがそういったので”あぁそうか”納得した ■NEXT■ |