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■†THE UNLIMITED 萩原 カセンXprart/夢B†■
■本編12話合せ第3話■

■そういえば・・・日本を発つ前”少佐”が寄った”沖縄の最終日”カセンが急に”イルカが見たい!”と言い出したから、
近くの”水族館にイルカのショー”を見に行った。それなりに”人気の場所”で”全国各所”から人が寄ってくる”デートスポット”
だったんだが”何故か”カセンは他にヒノミヤと紅牙まで誘おうとしたもんだから無理やり止めて二人で行った。
近々”日本”を発つ予定だったのは知っていたから”最後の思い出に”もう一度ちゃんとした”デート”をしたいと思っていた。
”紅葉に借りた服”はかなり”露出が目立ちすぎて”可愛いとは思ったがそれをつれて歩くのもどうかと思ったが。
”少佐が”何故か”視覚催眠”をかけてくれるといったので・・・・・まぁそれなら大丈夫かと。お互い”リミッター”を多めにつけて
中に入った。”何故かショーの間中”カセンがずっと”美味しそう美味しそう”とばかり言いながらイルカをじっと見つめていたので
”美味しそうなのはお前だよ・・・”と言いたくなったがさすがに周りにも他の人間がいたからそのまま黙って手を重ねてみた。
全く気づかない”様子”でイルカに夢中になっていた。その後何気なく手を繋いで歩いてみたが何故だか抵抗する気も無く大人しく
ついてきたようなので其のまま”近く”体を重ねた、夜まで・・・いや夕方までか。”少佐”が戻って帰るまで。
その間”どこからか聞こえてきた地元伝説の噂の石”何故か似たような石を朝方”何故か手に入れて”今は胸元に閉まってある。
一度渡したはずのそれは”拒絶されて”返された・・・”そういえばあの日・・・”よほどイルカに興味があったのか土産に買った人形を
2体大事に抱えながら何故か”8号””9号”と嬉しそうに名付けたものだから確かあの日”伊8号”と”9号”の関係性について”彼女”に
話したような気がする・・・”高度な演算能力で複雑なESP反応を一つに統合しソレを操ることができる故:伊8号”それと”既に死んだ
とされている伊9号”あの”二対のイルカは”9号の”予知”を”8号”が改ざんすることで今の”バベルの”予知出動のような”変動可能レベル”の
予知を改ざんする事ができる仕組み。”だから”死後も”8号”として脳が活発に動いている”ソレ”は生きていれば”9号”の予知と
繋がっているはずだ・・・もし”今回”のソレが”9号”の予知により”起きた事件”で”ユウギリ”が誰かに操られていたのだとすれば・・・
それを”動かしているのは”奪われた”伊8号”何度も自分の目の前で”弱弱しいカセンが頭に銃を向けて自殺する姿を見せられた”しかも
その膝には元USEI局長の”アラン=ウォルシュ”その”死”に動揺し自殺するその姿。しかも”来ている服”は3月11日。あの日の物。
しかも膝で血を流したその男が来ていた服は・・・・・・”あれはあの日俺が着用していたソレだ”死ぬはずが無い・・・・”カセン”がそれ
で”死ぬはずが無い・・・”たとえ”傍を離れている間”一時他に”絆されたって”カセンが”他の男を選んで死ぬはずが無い”分かっていても
”辛かった”「”ぐっ・・・”」テレパスとの精神攻撃も相俟ってかなり”精神を削られた”抉るように心にソレを突き刺されたが暫く
時間が回復して”ユウギリ”の効果範囲から”抜ければ”今度は回復し始めた脳の”ESP中枢”に奥底で繋がったままの”カセン”の
”ESP”の残り香が”俺を呼んでるような気がるす・・・・”俺は”ここだ”カセン・・・”俺はまだ動けない・・・”
お前から・・・・”来てくれないか・・・・”生きて暖かい熱の篭ったその温もりを持つその姿で・・・・

■†THE UNLIMITED 萩原 カセン5prart/夢B†■

「”キャッチしました・・・!!!!!!!姐さん!真木さんを発見しました・・・・!!”」
「”よし・・・居場所を教えなさい・・じゃぁ”私”がテレポートで・・・・!!”」
「”待って・・・・・”」”行きたくない・・・・””会ったらこれが最後の別れになってしまうかもしれない・・・”
さっきあった”紅牙”にも。何故かそれを”感じた”
「”なぁ・・・・・”全ては・・・”あんたたちの”計算だったのか・・・・・?”」
「”ん・・・・?何がだい?”紅牙くん?”」
途中”紅牙”が”ギリアム”に話しかけた。「”記憶を・・・全部取り戻した・・・・”」
全ては”伊9号の予知”この予知も”9号が予知した上で””8号”と繋がっていた、”兵部”はこれを知っていて。
”ヒノミヤ”に賭けたかった”ユウギリ”の”素性についても知っている”只・・・・
「”少佐が早乙女に踊らされる前までは・・・・全ての敵が全部”国政”に向かっていた”その”背後”にいた人物に”かなり”ショック”を受けたようだが」
それは”カセンの目”を通して”サイコダイブ”で見た記憶「”少佐は最初から”目的があって一つの組織を”潰していた”。」
黒幕が”誰かは分からなかった”だが”目的は”最初から”その場所に向かっていた”しかし”その背景にいた黒幕にまでは”気づいては”居なかった”
その上で”パンドラ”は船を失い”かなりの”大ダメージ”を受けた、その上で「”もし。あんたが”同業者”だと言うのなら”最後に”喜ぶ”のは”」
あんたらだ”自分たちの存在を隠した上で最初から邪魔な敵対組織だけをずっと少佐に潰させていた”。
「”死の商人・・・”」あれは本当に”只の敵対組織なのか?”それも”早乙女の息のかかった機関”な上で・・・本当は・・・”最初から・・・・”
”ユウギリ”さえも”利用して”早乙女さえも”利用して”邪魔な”国政の裏側をパンドラに潰させて・・・”残った更地を”手に入れるのは・・・”
平和ではなく更なる”闇”黒い幽霊・・・「”本当は”姐さん”をも騙して全部あんたが最初から・・・・・”」
計画して”立てたんじゃないのか?””クローン計画の密売から”死の商人は”最初から”それに”踊らされた早乙女の・・・”
「”さぁ・・・・僕には予知能力がないからね・・・そんな”事は”分からないさ・・・・”」
只”ユーリ”だけは分からない”何故かあの子は彼女を人形には選ばなかった”
「”嫉妬したんだろ・・・・へっ・・・”」
「”彼女の血筋が本来は”どこかの国の・・・・お姫様”の”末裔だからかい?”」
「”知ってんじゃねーか・・・・・”」
いや。”今のは思い出した君の記憶が視た過去”だ。”サイコダイブ”で触れられない時空の壁から”過去”に飛んだ不思議な”出会い”
よほどの”レベル”と”繋がりが無ければ入れない”壁の先・・・・・”只”僕が一つだけ言える事は・・・・・・・。
”彼女と同等の血筋”の人間が・・・・・・・”人工授精”の”試験管ベイビー”として”生まれた僕ら”の”母親”と言える存在だということだけ。
”姫君”なんだから”一人娘”とは限らない”只”彼女はその中で”第一皇女”の”直系”なだけだ。他の姫君は”能力上”影武者と変わる前に死んだり
捕らえられたりした。その一部が”お父様”の”目に止まり・・・・”気に入られたがそれを拒んだ。そしてずっと”無理やり”生かされるだけの
死んだ人形のようになった。”ユーリ”もたぶん気づいていたんだろう”お父様”が”会わせたソレ”が”母親の遠縁”に当たる人物だと。
だから”人形にして殺す真似はしたくなかった・・・・”只”お父様”はよく似た”女性に”かなり”熱心に”気持ちを向けていたようだが・・・・・。
「”へぇ・・・・・”」じゃぁ”やっぱりあんたはマザコンなんだ・・・・・”で”姐さん”はつまりその”お父様の・・・・・・・”
「”それ以上は言わないほうがいい・・・・・・僕が君を殺したくなる・・・・”」
最初の客・・・・・。”僕”もなんとなく”知っていたから”彼女を”大事にはしたかったが”そんな事をするつもりは無かった。
ユーリも”直感”で”気づいたらしい”只”お父様”だけは”拒んだ女性”によく似た彼女に内心”熱中していたようだ”
普通人なんだから仕方ない”あの空間”に”入り込んだら”高レベルエスパーでもなきゃ”その空気に支配される”只でさえあの場所は
”ESP覚醒機”で更に”不安定な”彼女の能力を最大限に上げていた”体感レベルなら7”を超えていた。”6の人間でも多少”はその”衝撃”を食らう。
中で”それすら無視して”彼女”を手に入れた”彼は”僕にはよく分からない・・・・・・・・”何故それが出来たのか。
”彼の素性は調べてみたが”殆ど手には入らなかった・・・・・というか”元々”国籍が無い。”明らかに”存在としてもおかしいと思う。
だが・・・・”何故か”運命的な出会いをして”そのまま死んでもおかしくなかった筈の彼女が傍に居る”
「”教えてやろうか・・・・・・・?”」あの日”過去から帰った直前に”触れた”真木”さんのその腕から”なんとなく”誰も知らないであろう
その”人”の”素性を知った・・・・・”最初から”仕組まれた運命だった・・・・”9号すら”知らない”予知だ。本来だれも知るはずが無い・・・・・
”あの人は・・・・・”本来は”戦争さえ”起こらなければ最初から”姐さんの”ルーツにいたる”人物”の”婚約者”になるはずだった・・・・。
ソレが”王子”にいたる人物だったのか”従者”にいたる人物だったのか”戦争が始まる前に”出会う前に死んでしまった・・・・・・
その”男の生まれ変わり”本人同士も知らない”最初から”繋がるはずだった”運命の二人・・・”敵わないと思った”触れた瞬間に”
あの”瞬間じゃなきゃ”多分”誰も”気づかなかったかもしれない”只”少佐も”忘れてしまっただろうがあの瞬間”解き放った”力の燐篇からなんとなく
”気づいたかもしれない”時を越えた”遅れての出会い”9号すらそこまでは”予知”していなかったと思う”只8号”は分からない・・・・・・
”気づいていたのかもしれない”だから”あの人はすんなり入れた”最初から”あの時代ではもう死人だが本来なら出会って結ばれるはずの人だったから”
だから・・・・・・・・・
「”それは面白い話だね・・・・”だが僕はそういう”空想論には興味ないんだ・・・”」
「”へぇ・・・金と研究しか興味ないってか・・・・”」
「”ちょくちょく君は嫌なことを言うね。殺したくなってくるよ”」「”今俺を殺したらあんたは”実体”として”蕾見不二子”の前には会えない”」
「”代わりの”人間くらい”僕にはいくらでもいるんだよ・・・・・”」「”でも俺じゃなきゃ”多分事は上手くいかない”」
俺は”元々”バベルとも不二子とも”関連した人物”だ上手くことを運んで最後は”都合よく今回の出来事を消すことができる”バベルは忘れた方がいい
”あくまで世間に公表されてない船の崩落”忘れすべきだ”少佐の先と未来のために”都合よく”世間に公表されないうちにデータ共々消してしまったほうがいい”
その上で「”君の能力が必要になると・・・・?”」”不二子”という”受信源”を元にテレパスで”全てが終わった後”記憶を消すには都合がいい
「”その上で・・・・”今回の件”最後に”得をするのは”誰でもなくあんただ・・・”」最初から”全部が”少佐を”そこに”向かわせるのは”最初から”
あんたによって”仕組まれていたんだろう・・・・・・?”「”・・・・・・。”」
「”只。俺はもう”パンドラには戻らない”最後あんたが”手にする人形”を貰って”日記”を返したら”俺はそのまま”脱退する”」
「”そして僕の部下になってくれると・・・・”」
「”あぁ・・・・その代わり・・・・あんたの記憶からも”伊号の情報は全て消す・・・・・!!!”」
「”やられたね・・・・・”」
「は?どうしたんですか?ギリアム様・・・・・?」
別の場所。外に出られない屋敷の中から”ソレと言葉を交わしていたら”本来お父様に”報告するはずだった”その”記憶”を消されてしまった・・・・。
”僕の気持ちまでは外には出ない”只”脳波の一部を情報として”お父様”に提供している。
”その情報を消されてしまった・・・”只”気持ちとして記憶には残った”回線を一度切ったから、”只”彼を”部下”に”引き入れる”には
”忘れたフリをするようだ”只僕はそんな”旧式の念波”反応だけの”予知”には”興味が無い”超えられないレベルの壁も”予知”なんて尚更”僕”にはどうでも
いい”只”敵対組織が邪魔だったことだけは確かだその上で”パンドラ”は”都合よく”動いてくれた。”兵部京介”彼の素性を調べていたら
今回の”黒幕に当たった”確かに”早乙女紅牙”を動かして”クローン技術”を与えたのは僕の催眠だ”その上で”披見体”を”選ばせたのも”僕の指示。
一部は”黒い幽霊”が”関わっていた研究機関”只”僕自身が”兵部京介”に興味を持ち”戦ってみたい”と思ったのは事実。
最後は”彼の手にしたパトロン”が全て”こちらに入った後には”関わった表向きの関係者だけを”表面上”消させて貰う。もちろん”彼ら”パンドラが納得する
形で”表向きの刑にかける”あとは全ては僕が貰う。”紅牙”君は思ったよりずいぶんと賢いようだ”気に入った”君は僕が貰った上で”兵部くんは”かならず
僕に向かうよう”計画立てて”向かわせる。”只”その時に”彼女については”できれば”手を合わせたくない”下手に捕獲されて”お父様のものにでもなってしまったら”
僕は”お父様”を”殺してしまう事になる”それだけは”許せない”今はまだ”脳波の影響にソレは出ていないが”今回関わってみてやっぱり思った
”僕は彼女が好きなようだ”だから”できれば殺したくは無い大事にしたい”。だから”手を貸すことは計画だったが嘘を付いた。”
・・・・・もう暫くしたら途絶えた交信を再開させて忘れたフリでもしておこう・・・”キィイイ・・・・”一時的に忘れておくため淡い想いとその記憶を自分から
”封印”した「”ギリアム様・・・・?”」傍に居た手尾ドールが不思議そうに見つめている。

「”何でもないよ。気にするな・・・・・それよりユーリは・・・・・?”」
今回の事は”お父様”にはばれるわけには行かない。”パンドラ側に手を貸したとなればお父様はきっと彼女も手中に納めたくなるだろう”
催眠でもかけてつれて来いと言われそうだが”正直嫌だ”お父様の性奴隷にするために”催眠はかけたくない”ユーリですら嫌がった。
彼女も”気づいてはいたのだろう”昔一度だけ見せられた”お母様”にあたる”写真”そっくりだった”本来ならば”本当に”お父様は”その”女性を”愛していたのだろう
だが”失恋”から”壊れた”先がこの組織”今は”それが拡大して”その気持ちを”忘れるように”組織の”闇”に執着している。
そんな中”何も知らない”彼女をそこに放り込んだら”一生”性奴隷にされてしまうだろう”お父様”だけの。
そうなれば”本物”の”母親”に当たる人物も不用品として”殺されかねない”多分ユーリは気づいていた。”そして目を逸らした”
”パンドラ”による”壊滅作戦は既に”入手済みだっただから先に”此方”の情報は消した上で”彼女をそのまま”預けることにした”
あくまで”一時的に”お父様はきっと”その後”早乙女を通して回収した後邪魔な彼と彼の組織を殺すつもりだっただろう。
だから先に”素性”を隠して”パンドラ側”にリークした。”あくまで全部彼女を守りたい”その気持ちの表れだった。
だから”今回僕が手を貸していることはお父様にばれるわけにはいかない・・・”只、”紅牙”君は気に入った。”代わりとして僕が貰う”
そのために”貸しにしておこう”確かに今は”忘れておこう”その記憶は”お父様”まで”予知依存”になってしまったら”僕もいつ捨てられるか分からない”
正直そんなもの”興味は無いが”確かに忘れてやる。

■NEXT■

普段より少し短い気もしますけど”過去編”があって”繋がり”始めた”最終話”へのその続き。”ギリアム/真木編”
全ては”9号による予知からの8号を助けて欲しい”理由があっての”過去編”からの”黒い幽霊”ギリアム計画。
最終的に”得するのは黒い幽霊”早乙女に踊らされているようで少佐は最初から”その計画”に従って”早乙女”だけが”手掛けた息のかかった国政”
だけを潰していた。その上で”その黒幕に”驚いた”けれども”本当の黒幕は・・・そして”それを知っていたのは”過去編があってからの”12話合せ”最終話。
あくまで”合せ”の最終話なので気まぐれに続きます”次”こそ紅葉編が書きたいその前に401か
■※2013/04/14※明日は少佐の誕生日※■
■2013/04/14/作成掲載が遅くなりました2013/06/04掲載■

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