りょーじょくアリス 会長と…2 ソファーの背にしがみつき力が入らなくなり震える膝を必死に立てて後ろからの刺激に耐える。 会長は容赦なく気持ちいい所を突き上げてきて、今にもイきそうなのに自身の根元が縛られていてはイく事ができない。 耳元に会長の荒くて熱い息がかかかる。 「んぁあっ…いやぁ…ッ」 「こんなもんじゃ、足りねぇだろ…っ」 パンパンと肌のぶつかる音が響き会長の自身が最奥を突くと中で自身が脈打ちそこに精液を注がれた。 熱いソレは自身を抜くと蕾から太腿に垂れていき、その刺激にも身体が震える。 でも、俺はまだイく事が許されない。 「寝室行くぞ」 俺を抱き上げると寝室へと運ばれ大きなベッドに下ろすと腕を頭上で一纏めにし黒い革製の拘束具で縛られる。 はっきり言って、ここからが本番だろう。 「お前似合うよな、そういうの。首輪と足枷も付けるか?」 「っ……」 手首に嵌められた拘束具の事を言っているのだろう。似合うと言われても嬉しくなんてない。 拘束される事は好きじゃないが会長は好きらしくよく縛られる事が多い。 逃げないのに縛るのはただのプレイの一環だ。 縛られると体を動かす事が困難になり快楽から逃れられなくなる為苦しい時間が長く続く。 思い通りに動かせない身体は嫌だ… 黙って答えないでいる俺に結局手首の物と同じ拘束具を脚にも嵌められ、脚を立て閉じる事ができないようM字開脚のまま固定された。 根元を戒められ痛々しく勃ち上がる自身が会長に丸見えになるが今更羞恥心なんてない。 首輪はされなかったが意外にも首輪がないだけで気分はかなり変わる。 だが縛られた俺を見て支配者のような悪い笑みを浮かべた会長を見ると背筋がゾクリとした。顔はいい事は認める。 未だに自身は勃ったままで吐き出したくてパンパンに膨れているがまだまだイく事は許されないだろう。 これで拘束は完成だと思ったが会長は黒い布を取り出すと、何かとそちらへ視線を向ける俺の目元にそれを宛てがった。 「なに…」 「目隠し。ハハ、これも似合うな」 「くそ…外せ」 何も見えない…相手を睨み付けても意味が無い。 目隠しなんて初めてで会長が何やらゴソゴソと机の中であろう所を漁っている音にこんなにも敏感に反応するとは思わなかった。 何をされるか分からない恐怖。怖い… 「目隠しは初めてか?」 「っ……」 耳元で話され思ったより近かった事に驚き肩を震わせる。 その反応を見て会長が面白そうに笑ったのが分かった。 「すっげぇ敏感じゃん…こりゃ楽しいわ」 「ンっ…く…」 会長の手が肌を撫でるだけでピクっと体が震えその度に鼻で笑われる…何処をどう触られるか分からないからつい反応してしまうのだ。 暫く体をまさぐっていると唐突に開いた脚の所為で丸見えになっている後孔に冷たいものが添えられた。 その冷たさからして会長の指ではない事が分かる。 小さく声を上げ息を呑んだ瞬間、徐々にその冷たいものが入って来た。 「んっ…ぁ…ぅんッ…」 入って来たモノは思ったよりも大きく、先端が玉のようになっていてその部分を飲み込むと次は太い棒になっている形の玩具だ。 玩具などはよく使われる事が多いがこれは初めてかもしれない…何処で手に入れるのかは謎だ。 ベッドに来る前にソファーで一度ヤっているので楽々と玩具は奥まで入るがその大きさから苦しさに息を詰める。 「これ、新しく買ったんだがどうだ?」 「知ら、ない…」 「冷たい事言うなよ。きっと気に入るぜ」 そう言うと会長は中に入った玩具のスイッチを入れたらしく、カチっという音の後にブブブと中から音を響かせながら震え出した。 玩具の正体は手持ちのバイブらしく、少し太めのソレは全体が震え、特に入口部分の震えがダイレクトに感じた。 「ぁあっ…ンン…ふっ……」 有り難いことに震えはあまり強くないのでそこまで苦しくはない。 この刺激なら大丈夫だと思っていると、会長にそんな思いがバレてしまったのかバイブの振動の強さが一段階上がった。 「ああっ!強く、なった…っ」 「これだけで終わりな訳ねぇよ。アリスには全然足りねぇだろ?安心しろ…もっと気持ち良くなるから」 「っ…い、やぁ…」 奥へ押し込まれた玩具を先端の玉のようになっている所までゆっくり抜くとまた奥まで押し込むように動かされた。 震えるバイブが内壁を擦ると背筋が震え甘い声が上がる。 会長は目隠しされている事を良い事にいきなり胸の飾りを舐めたりと、他の所も刺激した。 「やっ、ぁあっ…」 「嫌じゃねぇだろ?もっと奥に入るようになってきたぜ」 「ぁあんっ…」 先程よりも柔らかくなった後ろは奥まで玩具を飲み込み、気持ちの良い所を目指して抜き差しされる。 会長が舐めていた乳首を突然吸い上げると力が抜け入りやすくなった玩具が奥のシコリを掠めた。 その瞬間背中を電流のようなものが駆け抜け甲高い声が漏れた。 「ココだよなぁ…お前の好きなとこ」 「ぁああっ!そこっ…ぁあっ」 抜き差しをしながら前立腺という所を玩具の玉になった所で突かれると戒められた自身からは先走りが僅かに溢れた。 良い所に当たる度に電流のように快楽が走り抜け体を捩らすも縛られた体では背中を反らす事しかできない。 「ああっ…あっ…な、なに…?」 不意に玩具の抜き差しが止められバイブの振動だけが伝わってくる。 無言の会長を目隠しが邪魔で見えない為相手が何を考えているのか分からない。そこに居る事は確かなんだが… すると会長は玩具を掴むと先端の玉になっている所が前立腺に当たるように固定した。 今玩具は太い棒のようになっている所だけが震えているが振動は玉の所にも伝わってきて僅かな刺激でも脚は震え浅い呼吸を繰り返す。 「ぁ…んん…ふ…」 会長は無言のままで何を考えているのか分からない…何をされるのかも分からないので体を強ばらせた。 ニヤニヤと笑ってそうだ… すると突然カチっという何かのスイッチを入れる音がしたと思った瞬間、前立腺を叩き付けるように中の玩具が動き出した。 「あああっ!イヤっなに、これ…!ぁあーーっ」 容赦なく前立腺を刺激するソレに何が起こったのか分からないまま絶頂の波が訪れるが根元を縛られている為イく事は許されない。 ビクビクと体を震わせ、ガチャガチャと拘束具の音が鳴り響く。 与えられる逃げ場のない強い快楽に体を支配されていると会長の笑い声が聞こえてきた。 「ハハ、こりゃすげぇわ…当たりだな。この玩具、根元の棒の所はバイブなんだが先端の玉みてぇな所はローターになってんだぜ。気持ちイイ所をドンピシャで刺激してくれるだろ」 そういう仕組みだったと聞かされると目隠しをされている為中に埋まったモノの形を意識してしまい、中を締め付ける。 そのせいで今までより刺激が強くなったように感じて開きっぱなしの口からさらに喘ぎ声が漏れた。 「いやぁあっ…ヤダっヤっ…ぁあーっ」 快楽は止まる事なく押し寄せ、熱が自身の根元で防ぎ止められ行き場を失い逆流して苦しい。 腕や脚を動かしても拘束具の軋む音しかしない。 苦しいのに腹の底からビリビリと快楽が湧き上がってくる。 「縛ってんのにびしょ濡れだぞ」 「あーーっ!さわ、な…イヤーーっ」 会長は吐き出せず苦しそうに震える自身を掴むとグチュグチュと音を立てながら上下に扱きだした。 強過ぎる刺激に目の前が真っ白に弾けるが出す事は許されず長く続く絶頂に体を震わせた。 「ヤダっヤダ…ぁあーーっ…イクっ…!」 吐き出さずにイくのは拷問のようで逃げ出す事の許されない快感は長く続き、目隠しは涙で濡れていた。 頭ではイく事だけを考え始めた。 しかし突然中の刺激が止まった。 がくんと浮き上がっていた腰が落ち力なくベッドに沈み込む。 大きく息を吸うが止まったにも関わらず振動の余韻が残っておりそれにすら感じてしまう。 [*前へ][次へ#] [戻る] |