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短編小説
確信犯(ベル/甘?)
わかっててやってるってわかってるのに

振り回されてしまう私は

バカですか?

『確信犯』

「ねぇ、ベル」
「何」
「なんで私はこんなことしてるの?」

一応私は暗殺部隊の幹部である。
いつもなら真っ黒なコートを着ている…はずなのに。

ただ今の格好。メイド服。

「お前が王子のこと怒らせるから」

うん。
私の記憶が正しければ、私は予想以上に長引いた任務が終わってヘロヘロになって帰ってきて、怖いボスへの報告をすませて恋人であるベルのところにきた。
でも、久しぶりに会えたのにベルはものすごく不機嫌で。

なぜ不機嫌なのか聞くと、お前が悪い、とだけ言われた。

と。ここまで自分でも意味不明。

結局会話成り立ってないじゃん。

まぁ、それから、オレの姫ならご機嫌とるために王子の言うこときけ、って言われて…

ナイフちらつかせながらね?
メイド服着ろって言うのよ?

ナイフちらつかせながら!!

怖くて逆らえないわよ!!

んで、メイド服着てベルに後ろから抱きしめられてるってゆー状況。

「ねぇ、もう脱いでいい?」

悪いが私はここの管理人と違ってコスプレという趣味はない。

ってゆーか恥ずかしいから早く脱ぎたい。

「ダーメ♪」
「なんで?」
「面白いから」

この、我が儘王子!!

「なんか言った?」
「何も言ってないんでナイフおろしてください」

まじで。まだ死にたくないから。

「ってゆーか、何であんなに不機嫌だったの?」
「だって名前、予定より帰ってくんの遅いんだもん」

えっと。それはつまり。

「心配、してくれたんだ?」
「王子が姫のこと心配すんのなんて当たり前じゃん?」

うん。でもね、メイド服はさすがに……

まぁ、たまにはいいか。




なんてあっさりとベルの策略にはまってしまった





あとがき

題名関係なくなっちゃった←

つか久しぶりの短編
しかもベル初夢



見事に撃沈でしたっ

無理矢理終わらせた感が…

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あきゅろす。
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