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春に寄り添う龍



「春海」
「ふぇ!?」



な、なんで俺の名前を知ってんだ??まさか、俺狙われてた、のか?ギャ―――ス!


「そんなに怖がるな。別にとって食ったりはしない」

なら………安心?
………うわぁ、近くで見るとこの人の右目碧い……
思わず、触れてしまいそうな……

「どうした?」

動かない俺を見て《りゅうじん》は訝しむ。

「あ、えっと。あなたの目、綺麗だな、って思って」

俺の言葉に、片眉がぴくり、と動いた。

「俺の名前は龍仁だ。よびすてでいい」
「え………あ、の」
「呼べ」
「りゅ、龍仁さんっ」
「龍仁、だろ?」
「〜〜龍仁っ」


び、びっくりした……いきなり、エロい声だすから!



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