類は友を呼ぶ
2
でもさ〜とそんな言葉を含ませ右京が俺に向いたと思えば
「‥‥反対に
増殖って事に、なりはしないよねぇ‥‥」
増殖?
ボソッと呟く右京のその言葉に眉間に皺が寄る
「‥な、何言ってんだ」
と、言ったものの
細菌みたいに?
ゴキブリみたいに?
不幸の手紙の様に?
そんなん、あってたまるか!
一匹でも手に余る存在なのに
そんな事は
「絶対ない!」
「だよね〜!あはっ、俺とした事が!」
「そうだぞ、右京!考えてもみろ。
美少女戦士なんとか〜って叫んだ揚句、鞄からいそいそとフィギュア取り出して、俺達に見せびらかす野郎だぞ!
そんなのが、増えたら‥‥」
「増えたら‥‥」
「「しゃれになんねーー!」」
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