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知者は惑わず勇者は懼れず
5
「兄ちゃん、俺分かった!チューは我慢する!」

「はぁあ!?‥ん、ァンんッ!」

「俺ッ、兄ちゃんをあのメガネ兄ちゃんより好きにさせるし!だから、それまで我慢するな!」


な!?


「何にも分かってねーーッ!!
ッも‥‥、知影ッ!触るな」


先端を指で擦られて、ビクビク腰が跳ねた
以前、先輩に言われたのを忠実に再現したかのような手の動き



「知影ッ、ダメだって‥ッ、アッ!こ、するなって‥」



知影の手を濡らす程トロトロ先走りが流れて、そのたびにヌチュヌチュと嫌らしい音が耳に届く
そして、お腹につくぐらいに勃ち上がったモノは硬く張り詰めて、開放を訴えている

と、たたでさえキビしいこの状況なのに



「うッ‥に、兄ちゃん俺も〜〜ムリ!挿れるね」

「ぃ、いい訳ないだろーがッ!」

「痛で!!何でだよ、メガネ兄ちゃんの時は兄ちゃん腰振ってたのに!
チューは我慢してんだからいいだろ?」



俺のお尻を揉み出す始末
さらには、お尻の割れ目にピタッと宛がわれた熱い塊


これは‥‥
ヤバい!ヤバいヤバいッ!
このままだと本当にヤられる!


興奮を隠そうとせずに、擦り付けて来た知影に



「‥‥てん!」

「兄ちゃん?」



俺は賭に出た



「100点ッ!!テストで100点取ったら何でもやってやる!」

「テストで100点?」

「ああ!お前がやりたい事やっていい!
だから今は止めろっ!」




こう言わないと知影は止まらない
こんな事、不本意極まりないのに‥‥


う〜〜ん‥
と、唸り暫く悩む知影だったけど
パッと上げた顔はいつもの笑顔だった


「分かった!兄ちゃん約束だぞ!俺頑張って100点取る!
そん時はチューも、兄ちゃんに挿れちゃってもいいんだよな!」


いや、いくないだろ‥‥
でも、ここでダメだッと言ったら
また変な行動を起こすし‥‥


「わ、分かった約束」

「うん!!」



眩しいぐらいの笑顔が俺を苦しめてると知らずに‥


大丈夫だ‥‥
俺、いや周りが認める程の馬鹿だから

大丈夫!


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あきゅろす。
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