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犬と猿
2
ドンッと体に衝撃が走り視界がブレる
足が床から浮いてー‥



「だ!?痛ーーーッ!!」
「うわっ!」


息が止まる程の痛みが背中に走り抜けた
頭も打ち付けたのかも知れない

目の奥がチカチカして、何が起きたのかすぐに理解出来なかった



「何だっ、て?痛ッたたたた」

「ご、ごめッ!イヌイ大丈夫?」



ん、んんん?
あれ?なんで?

羽鳥の声がすぐ近くから聞こえる
と、ゆーか体に乗っかるこの圧迫感
暖かくて柔らかい‥‥


「う、ぁ‥‥ッ」


衝撃があった瞬間、思わず閉じてた瞼をゆっくり開けて

言葉が詰まった


デッカい目が心配そうに見下ろしている
頬っぺたは朱く染まっていて手をちょっと伸ばせば触れる距離

腰が密着して、際どい所がくっついてるよーな‥‥



「ってーーーッ!!!」



な、ななな何!?
何で何で何でこんな事になってんの?


着替えの最中だったから俺も羽鳥も二人して上半身裸

な、うえに

床に寝てる俺に馬乗りになった羽鳥といった体勢

羽鳥が俺を押し倒しているような‥
はたまた、もうすでに羽鳥とグッチャグチャのエロエロ真っ只中な‥感じに‥見え



(くッ!あ‥‥や、ヤベェエエッ!)



グインッと息子が元気いっぱいになったのが分かった

俺の想像力が素晴らしいのか、ジャージを穿いた上からでも


バレるッ!!


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あきゅろす。
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