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幼恋..tiara*
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トントン








『土方さん…』







「入れ。」








スゥ..







「どうした?


最近あんま寝てないだろ


何かあったか?」







土方さんの優しさに

うっすら涙がにじむ







『何も…ないですよ。』









「どうしたんだよっ


泣いてんじゃねーか」








『な、泣いてないですっ』









土方さんはあたしを

引き寄せて座らせた








「何かあったんだろ?


言ってみ」








『ん…。



眠れないんです…



だから今晩だけ、

隣で寝させてくださいっ』









無理なことはわかってる

けど、どうしても

1人はこわい。








「ああ、


布団敷くな。」








『いいの…?』








「1人じゃ寝れねーんだろ


一緒に居てやる。」






ぶわぁ..




泣きそうになるのを

必死にこらえた








「こいよ。」









『はい。』






土方さんの隣の布団に

はいった




手紙を机に置いて…






我慢してた涙が

頬を伝う





『おやすみなさい…。』









「ああ、

おやすみ」

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