幼恋..tiara* ページ:2 ガバッ まただ。 また同じ夢… 額にはうっすら汗が 『これって、 そうゆうことなのかな…。』 もうここには居られないんだと気付いた 何も伝えられずに戻るのはいや そうだっ 手紙! あたしは伝えられなかった想いを 手紙に書くことにした 日が経つにつれて 夢から覚めるのが遅くなっている きっとこのまま 目が覚めないんじゃないかと思うくらいに… 周りの人には気付かれたくない 少ない時間をいつも通りに過ごしていたい 土方さんだけには 知られたくない… 余計な心配はかけたくないから…。 外を見ると 花びらが舞っていた 『さくら…。』 まだ3月の始めなのに。 土方さん…。 *back#next |