幼恋..tiara*
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「……ッ
泣いてんのか!?
悪ィ
恐がらせちまったな 」
『ち、ちがい ます!
あなたのせいじゃ
ありません。』
この人はいい人なのかも
しれないのに、
あたし…
迷惑かけてばっかりだ。
「とにかく
おまえ、
家はどこだ?
送ってやるよ。」
...
やっぱりいい人だ…
でも…
『家、は
ないです。グスッ』
「そうか、
仕方ねェ、行くぞ」
『え、
行くってどこに?』
「いいから。 」
ガチャ
「 乗れ 」
バタン
ブロロロ...
瞳孔さん(勝手に名付け)は
あたしを車に乗せて走りだした。
…それから数十分
無言のままたどり着いたのが
『あのォ…
ここは………。』
「真撰組屯所だ。」
いま、何とおっしゃいました?
真選組?
あの歴史的有名な??
いや、歴史あんま知らないから
分からないだけどね、
「おい、
何そこでぼーっと
つっ立ってんだ
中入れ」
『あ、はい!
お邪魔します!』
パタタ..。
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