幼恋..tiara* ページ:5 「……ッ 泣いてんのか!? 悪ィ 恐がらせちまったな 」 『ち、ちがい ます! あなたのせいじゃ ありません。』 この人はいい人なのかも しれないのに、 あたし… 迷惑かけてばっかりだ。 「とにかく おまえ、 家はどこだ? 送ってやるよ。」 ... やっぱりいい人だ… でも… 『家、は ないです。グスッ』 「そうか、 仕方ねェ、行くぞ」 『え、 行くってどこに?』 「いいから。 」 ガチャ 「 乗れ 」 バタン ブロロロ... 瞳孔さん(勝手に名付け)は あたしを車に乗せて走りだした。 …それから数十分 無言のままたどり着いたのが 『あのォ… ここは………。』 「真撰組屯所だ。」 いま、何とおっしゃいました? 真選組? あの歴史的有名な?? いや、歴史あんま知らないから 分からないだけどね、 「おい、 何そこでぼーっと つっ立ってんだ 中入れ」 『あ、はい! お邪魔します!』 パタタ..。 *back#next |