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・14/04/29 自警団詰め所 encounter:ギガトール

マルスリーヌさんの話だった。

私は会っている。どちらも間接的に知り得ていた。あの花の輪を、あの真っ白な花を、私は確かに頂いた。花は赤色だけではない、その言葉は私の心の中で今も咲き続ける。花瓶に水をやる事は忘れていない。ずっと、それはあり続けたんだ。

説得力が命、その言葉は神官として、確かだ。最後、最後の覚悟。私が此処に書く事でもない。

とても、とても覚悟のいる事。

一度飲んだら、もう他のものに口は付けられないような。そう、ひと時の乾きを癒したところで、更なる渇きが襲ってくる。

指輪。

間違い。

果たされればいい、その言葉は確かにそこに在った。

解決策なんて、どこにもないよ。


どこにもないときは。


せめて、そう。私に頼ってくれてもいい。それもひとつの、生きてる意味合いと、有用性だ。

こんな言葉は嫌いかな。親愛なる友として。


飾る事は要らない。


答えは見付からない。



いつかは、果たされればいい。




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あきゅろす。
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