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・13/10/13 自警団詰め所 encounter:アズライト

頭を木に打った。突然話しかけてきたアズライトさんが悪い。

色々思い悩むことがあって、骨っこは無いし、なんだか落ち着かなくて。仕事中に見えない程だったとは。アズライトさんは徹夜明け。眠そうで。

猛虎隊なんだけどなぁ。第六と間違えそうになるくらいには、第六に居る、か。確かにギル君やアイザック君、バートレットさんにはお世話になってるし、そういう面では。あと隊外のバートレットさんからの命令も遂行してるし。あれ、これって自警団的にはどうなんだろう。猛虎隊の肩書きが護衛に回るという意味ではきっと心強い、とは思いたいけれど。

いたいのいたいのとんでいけ、は効果ナシ。わう。

シンザとお話をした事。リヴォに対する姿勢。その二つは話した。シンザの目的は『「好き」なもんを食って、手に入れて、そうして生きること』。捕まえたら人質の場所も教えてやるって事も。あと骨っこの恨み。
リヴォに関しては、コンタクトを取った人がいると言う事。それでも私の姿勢は変わらない事。リヴォに関しては揺るがないだろう。団員を目の前で容易く殺された事も入っている。私情と命令で殺す事が正当化されるなら、それでいい。ただ、私はもう誰も殺さない。神父さまとの約束もある。殺す気では行ってみせるけれど、生かすつもりでなんて、そういう、生半可な気では向かえないものだから。

人殺しの境界線。だけれど会話して、交渉して、自首に導いた実績を持った二人がいる。その二人はこの自警団の中で一番信頼の置ける二人だ。
甘さは要らないけれど、優しさは必要、か。誰かの言葉。誰の受け売りだろう。とても良い言葉だと思う。優しい街、それが私のこの街への評価だった。ラゼにも、そう送ったっけか。最後に。

事件が終わって落ち着いたら少しの間団を抜ける、か。初耳。バートレットさんにも言ってないようで。でも、少しの間。冒険者でもあるんだ。でも、暇がない、か。本当に、事件は多い。

互いに入る隊を間違えた。そんな言葉。でも、そういうのが居ても良い、居なければ回らない事だって有り得る。猛虎隊の中の第六、第六の中の猛虎隊。これは離反の話じゃなくて、応用の範疇の話。だといいけれど。方針違いではあるかな。

栗ときのこ。じゅるり。楽しみ。今度持ってくるって!

力の正当な使い方、っていうのは難しい千引きで。今までのが悪い使い方だったって認める様な話。それは事実だし、人殺しに向けていたベクトルを守る為に向ける、そういうのは私にとって難しい訳じゃないけれど。ただ、客観的に見た所で扱う力は同じもの。
たった一日の為に全てを捧げた。守る為にというのは私の意志でもあった。今でもそうだし、そうあり続けると思ってる。殺人鬼を止める為の殺人鬼。それで構わないんだ。

改心する切っ掛けは、素敵な人に出逢えた事。我ながらロマンチックな言葉だ。自分で馬鹿にする気は勿論無い。


プレゼント交換、そういうものがあった。私はその日までこの街に居る事はなくて。貰ったものは、履いてくれれば、出来れば見せてもらえれば。って、なんだろう。靴?

次の月になるまで。それまで。



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あきゅろす。
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