・13/04/13 自警団詰め所 title[赤い夜]
時々見る悪夢があるんだ。あれは七夕の時だったかな。
ペティットという街の全てを敵に回した日。
自警団も賞金稼ぎも冒険者も裏の快楽殺人者も一般人でさえも、全てを敵に回して。
けれど、例えそれらを敵に回しても君達は着いてきてくれたんだよね。今でも覚えてるよ。逃げ回って、手を引いて助てくれて、私の目的を信じて戦ってくれたんだよね。
悪夢だけれども、一緒に居たからこそ、今でも一緒に居るからこそ、心強くて安心して、頼もしくもある。獣人3人で、女の子3人だから尚更、ね。
もう釣り針とは呼べないな。
せめてこの悪夢が覚めるまで、隣に居てくれる事を願う。
共に、赤き夜を駆け抜けよう。
［↓old］［new↑］
[戻る]
[小説ﾅﾋﾞ|小説大賞]
無料HPエムペ！
携帯モード]
[
URL送信]
