過去の拍手お礼
設置記念【月杯】
D月杯・レッド&美咲
今日は同伴の日だ……前回の時と同じ美咲様と一緒。
あの日は……思い出したくも無い。大丈夫だとは思うが……
「レッド、お待たせ〜〜」
元気に、お洒落な喫茶店へやって来た、美咲様を見てホッと胸を撫で下ろす。
「お久しぶりです」
いや、ちっともお久しぶりでは、無いのだが……
「ごめんね、先週は。約束してたのに……」
済まなそうに謝る美咲様に私は、心の中で謝る。
(ごめんなさい美咲様。約束は守ってたんだよ……)
「今日は私に払わせて下さい」
私の申し出に……
「何言ってるの、もちろん、わたしが払うに決まってるでしょ」
仕方無い、美咲様は覚えていないのだから。
「では、行きましょうか……」
二人は、腕を組みホスト≪深海の鮫≫へと向かう。
後ろから、ふざけた奴らが後を付けて居るのも知らず――
事件の一週間後の再現
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