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変態共と苦労の多い大空
や、もうっ 恥ずかしい!!(キモい!! そしてうざっ)/霧と大空





「さぁ、僕と一生共に生きるか僕と共にイくか、僕と共に逝くかを選んで下さい!!」


全部イヤ


「即答ですか?!」


「当たり前じゃん。少しは悩むとか思ってた訳? ていうか、その質問前にも聞いたし」


思ってました(キリッ この前は真面目に取り合って下さらなかったからこうして、再び聞いてるんですよ」


「止めろ、キリッてすんな。ムカつくから。てか、今日は生贄がいn…ゲフン…」


「ひどっ そして、その咳わざとらしいですよ!! 意味ないですから分かりますからね?」


うるさいな。とにかく、さっき真面目に答えたからいいでしょ? はい、終わり〜」


「あ、ちなみに僕は全部嬉しいですが、やぱり2つ目が…クフフフフ」


「あれ? 無視? 俺、さっき終わりって言ったよね?」


「綱吉君も2つ目がいいと思いますよね? そろそろ僕達次の段階に進んでもいいですよね?」


「思わないし、次の段階なんて存在してないし、そもそもお前とは何もないからな?」


「もうっ 綱吉君ったら照れ屋なんですから!! やっぱりここは僕がリードしなくちゃダメですね…クフフフ」


「…キモい。お前、キモイよ。近寄るな!!!」


「クフフフフフフフフ…」


「うわぁ!! にじり寄るな!! ちょ、おま、こわっ! 目が据わってるくない?!」


「クフフフ。貴方しか見えてませんからね


「いや、全然嬉しくないからね? 目据わって、じりじり寄られても気持ち悪いだけだからな。しかも、お前その目、正気の人がする目じゃないから!! お前、髪型からして頭の中でさえ正気の『し』の字もないな…


そんな可哀相な人を見るような目で見ないで下さいよ。ひどいです、綱吉君」


「いや、そう言ってるわりには嬉しそうだな…」


「そんな…はずはっ! 綱吉君にバシバシ言われて喜びに満ち溢れてる訳ではないんですからね?! ええ、そうです! 僕は、傷ついてるんですよ…?」


「いや、疑問系で言われても…。というか、イキイキした顔とキラキラした目で否定されても信憑性ないからな?」


「もうっ 綱吉君ったら!! 僕を興奮させるのが上手なんですからぁ!!!」


キモッ


「ああ!! しょうがないですね、白状しましょう…。僕、綱吉君の罵倒に胸がちょっと…キュンって来たんです…。や、もうっ 恥ずかしい!!


キモい!! そしてうざっ


「いいです…。いいですよ、綱吉君!! もっと僕を喜ばせて下さい…!」


「おまっ、さっき傷ついてるって言ってただろうが!!」


「クフフ。過去は過去ですよ、綱吉君」


「うざっ」


「あ、もっと…」


「きもいきもいきもいきもいきもいきもいきもいきもきもいっ」


「クフフフフフ…綱吉君、君は僕を喜ばせる天才です…!」


「どうしよ…てか、凍らしていいよね? 凍らせても俺に罪はないよね?」


「さぁ、綱吉君。もっと、僕に…!!」


「よし。この変態を凍らせても俺に罪は一ミクロンもない事がたった今判断しました。即刻実行。ボスである俺がそう決めたから問題は全くナッシング☆」


「あぁっ」


「変態って言葉に反応して、うっとりすんなぁぁああああ!!」




















―オマケ―



拝啓 お母様へ



もう…家に帰ってきてもいいでしょうか?
僕は、もう疲れました。



               敬具 沢田綱吉より







「あらあら、ツッ君ったら里帰りかしら? ご馳走用意しなきゃね!」


































-END


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あきゅろす。
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