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変態共と苦労の多い大空
「なぜ、俺の部屋に居る…?」/大空と雲と霧


(ふぅ〜、今日も学校疲れた…。今日はリボーンも出掛けてるし、ゲームでもしようかなァ)



ガチャッ―



「はぁい、あなたの六道骸ですよvv クフフ。さァ、僕の腕の中h…バタンッ



(あれ、俺疲れてんのかな? 俺の部屋に在りえない物体Mが居たんだけど…。よおし、もう一回だけ開けてみよう。きっと何もないはずだ)


ガチャッ―


「もう!! 綱吉君ったら、照れちゃっtt… グハァッッ!! ちょっ!? 今、扉が僕の手挟をプレスッ!! ちょっ、待って!!! そんな無表情で絶対零度の目をして無言で力を込めないで!?」

なぜ、俺の部屋にお前が居る…?

「待って…待って下さい!! まずは、閉めようとしている手を離して下さい!! 手がぁ、指がぁ…潰れるぅ!! つ、綱吉君に触れるためにあるこの手と指が潰れてもいいんですか!? アッ、イタイッ! 痛いですからァ!!!!!」

「そんなもんは、潰れてしまえっ!! この世で一番必要ない

「いやいや、必要ですから!? ほら、僕は貴方の守護者ですよ? そんな僕が戦えなくなったら、貴方の家庭教師はどう思うか、よく考えてみて下さい!?」


「…………チッ」


「舌打ちしないで下さい!! 傷付きますから!? ……ふぅ〜、痛かった。全く照れ屋なんですk…すいませんすいません冗談ですから、その振り上げた拳を下ろして!?」

「…全く。で、何でここに居る訳?」

「いやァ、綱吉君に会いたくなっちゃいまして……。でも、留守だから勝手に入っちゃました☆




………




死ねばいいのに

「え!? それ心からの声!?」

「…本当、死ねばいいのに」

「…クフン、クフン(泣)」


「本当だよ。こんなパイナポーは、死んだ方が世の為になるよね」


「クフン…綱吉君、それはあまりにもひど……って、雲雀恭弥ぁぁああ!!!」

「何で居るんですか…雲雀さん」

「え? 僕は、もちろん風紀を乱しているヤツが居ないか見回りに…。べ、別に、綱吉に会いに来た訳じゃないんだからね!?


「………」

「フンッ!! ツンデレで綱吉君の気を引こうとしても無駄に決まってます!! もう僕の方に惹かれてるんですから!!!」


テメェら二人とも無駄だよ!! 特にテメェは、存在が無駄だよ、腐れナッポーが!!」

「え!? 特にってなんですか!? さっきから酷いですよ!! 泣いちゃいますよ!!」

「勝手に泣け。というか、消え去れ」

「プッ」

「笑うな! 雲雀恭弥あああああああ!! つ、綱吉君、酷いです!! …でも、そんなあなたも好き!!


俺は、嫌いだよ。変態なんて」

「クフン(泣)」


「ほら、君早く帰りなよ。綱吉は、僕の事を愛しちゃってるんだから邪魔だよ」

「別に雲雀さんを愛してる訳じゃありませんから!! というか、あなたも帰って下さい」

「え!?」

「何、心底驚いた顔してるんですか!? 当たり前ですよ。その変態連れて、さっさと帰って下さい」


「…クフフ。綱吉君、君はまだ僕への恋心に気付いてないんですよ! そして、無自覚に照れている!! だから、こんなに僕に冷たいんですね!?」

「そんな事は、お前が何回巡ってもありえないから。だから安心して、100万周ぐらい巡ってこいよ。そして、二度と戻ってこなきゃいい」


……骸、めげない!!


めげろ! ……雲雀さん、早くこの気色悪い物体を持って帰って下さい。ほら、これ存在自体が風紀の乱れる原因ですよ?」

「はっ! 風紀が乱れるならコイツを咬み殺す!!」

「これって、言わないで下さい!! クフフ、やれるものならやってみなさい!! 返り討ちにしてあげます!!」


「はいはい、じゃあ、外でやって下さい。ここでやったら………二度と口聞きませんからね」


「仕方ないね…」
「そうですね…」


(はぁ、やっと帰ってくれる…)


「その前に綱吉君…今日のパンツは、何色でs…グフゥッ!! み、鳩尾にクリ、ティカル…ヒット…ガクッ」


「…ワォ、素晴らしいパンチだね。綱吉」

「雲雀さん、これ回収お願いします」

「しょうがないね。貸し一つだよ」

…何すればいいんですか?

取り敢えず、その拳を下ろしなよ…。あの変態みたいに変なお願いはしないから」

「じゃあ、何ですか?」

「今度、応接室においで。美味しいお菓子と紅茶を一緒に飲もう」

「行きます!! でも、それでいいんですか?」

「何? 不満かい?」

「いいえ。雲雀さんがいいならいいんですけど…」

「そう。じゃあ、またね。綱吉」

「はい、また」




「……ところで、綱吉」

「はい?」

…結局パンツの色は何色なんだい??



………。




死にさらせぇぇぇえええ!!!!!


「ちょっ、綱吉!? 待っグハッ!!」
































-オマケ-



「ねぇ…リボーン。あの人達、守護者ん中で一番強いんでしょ?」


「そうだな」


「…何で二人揃って変態なの?」



「………さあな、変態=最強なのかもな」




「…ねぇ、リボーン。




霧と雲の守護者って他に適任いないの?






「……………すまん





































-END


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