2 しばらく行くと不自然に水溜りがあるのに気がついた。 スライはカカシの方を見たら、カカシも水溜りに目をやっていた。 しかし、平然のそのまま通り越してしまった。 カカシがそのまま行くならいいかと思いスライもそのまま通り過ぎ様とした・・・ 次の瞬間スライに鎖状の武器に巻きつかれ・・・ 『やべ・・・』 「え!!?」 「な、なんだぁ?」 「一匹目」 そう言って鎖をひきスライの体を引き裂いた・・・。 「キャ―――!!」 「あぁ!!スライー!!!」 「ど、どうしよう・・・カカシ先生!スライ君が」 「・・・ま、大丈夫でしょう」 「大丈夫でしょうって・・・今!!」 「今はそんな事いってる場合じゃないでしょ」 スウ・・・・・。 「2匹目」 話している隙に敵はナルトに襲いかかろうとしていた。 危ない所をサスケが鎖を手裏剣とクナイを使い、木に固定し動かせない様にした。 それによって出来た隙を使いサスケは敵2人に蹴りを食らわせた。 その光景にナルトは呆気にとられ見ているだけ。 敵は直ぐに鎖を外し再びナルトに襲いかかってきた。 「ぐォ!!」 間一髪でカカシが敵を捕らえ、 攻撃を受けずにすんだ。 「ナルト・・・すぐに助けてやらなくて悪かったな 怪我させちまった・・・・・・まさかお前がここまで動けないとは思ってなかったからな」 「それよか##nama_1##は!?」 「・・・・・・スライ早く出てきてやれ」 「え・・・?」 カカシがそう言うと木の陰からごそごそと出てきた。 「スライ君!無事だったの!?」 『見ての通り無事だ』 「よかったぁ・・・」 サクラは安心してその場で腰をついてしまった。 「でもさ!いったいどーなんてんだってばよ!?」 「変わり身の術だろ・・・ほれ」 先程スライが引き裂かれた所を見れば、地面に丸太が転がっていた。 「もー!直ぐに出て来てくれれば良かったのに!!」 『・・・すまん』 「とりあえず、サスケ よくやった」 「よぉ・・・ケガはねーかよ、ビビリ君」 サスケの言葉にナルトが腹を立て、ケンカを始めそうになった。 『今、ケンカはやめておくんだ。ナンセンスだかな』 「そうだ。それにこいつらの爪には毒が塗ってある お前は早く毒ぬきをする必要がある。 傷口を開いて毒血をぬかなくちゃならない。 あまり動くな、毒がまわる」 ナルトを見ると手の甲に切り傷があった。 傷自体はどうってことなくても、毒があるとなれば話は別だ。 [*前へ][次へ#] |