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「答え無くしてたら「WILDS OF MY HEART」っ…ぁかにし……」


振り返った亀は少しビックリした顔してた。

俺は亀を傘の中に入れた。


「何してんだよこんなとこで…風邪引くじゃん。明日もコンあんのに。」

「えー?大丈夫だよ〜。気持ちいいし。」



気持ち良いわけない。

体震えてんじゃん、

馬鹿。



「なんでなんでもない顔すんだよ。」

「え?」

「だから傷ついたんだったら正直に言えっつってんの!!」

「っ……。」

「ツライの我慢すんなよ!独りで抱え込むな!」

「っ我慢なんかっ……」

「それだよ!それが我慢してるっつぅんだよ!泣きたかったらすぐ泣きゃいいじゃん!なんでそこまでっ…っ。」



泣いてほしくて

亀抱きしめてた。



「っ仁見られたら「泣いてよ……俺にぐらい、弱ったとこ、みせてよ……」」

「…っ……、…ッ…ぅ‥ヒック、」


亀は、俺の肩に顔埋めて鳴咽をもらしながら泣き出した。


「あんなことするやつ、ほんの一握りじゃん。ほとんどのファンは亀のことちゃんと見てくれてるって…。なんかあったら俺が守るから…。俺が支えるから…」




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