page5 次の日 俺は鏡を見ながら瞼を触った。 竜「目ぇ腫れた……学校休もう…」 隼人にも会いたくねぇし… そう思いながら目を冷やすために下におりた。 ―ガラッ ヤ「おはよう(笑)…小田切はまだか?」 日「そぉ〜なんだよねぇ〜…」 隼「っ(汗);;」 土「(汗)だっ大丈夫だって!竜だってそんな怒ってねぇって!;」 武「つっちー!(怒)」 A「何?また喧嘩?」 隼「違ぇよ!…っ多分。」 ヤ「はぁ‥。あたしは、小田切…泣いてる気がするけどな…。」 隼「えっ…」 ヤ「さっ出席とるぞっ?」 昼になってもやっぱり来る気配はなくって、ヤンクミが言った最後の一言が頭から離れなかった。 日「竜こねぇな…。」 武「あ〜あ。」 土「タケそんな睨むなって?;;可愛い顔がだいなしだぞ?」 武「べっつに睨んでるつもりないけどぉ〜?」 隼「(明らかに睨んでるだろ‥;)っちょっとトイレ。」 そういってこっそり学校抜け出して竜の家に向かった。 瞼が大分マシになった。 フラれたときってこんな感じなんかな…。 ボーッとベットに座ってると、机の上に広げたまんまの本に目が止まった。 隼人のために買った、お菓子の本。 そのまま捨てるのも何だし…古本屋行こ。 そう思い立って家を出た。 . [*前へ][次へ#] |