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俺は修二が好き。
「はぁ…ただいま。」
「兄ちゃんお帰りぃ〜早いね今日は(笑)」
「…」
「兄ちゃん?」
「あっ?ぅん、まぁ…」
「今日あれは?兄ちゃんの友達は?」
「…友達。」
『俺は修二が好き。』
「兄ちゃんっ?」
「ごめん、俺もう寝るわ。」
「え、ちょっ兄ちゃん!?」
―パタン
―ドサッ
「はぁ〜…なんなんだよアイツっ。何で俺が逃げるみたいになってんだよ…。」
手首に目をやると、草野に強く握り締められたせいで、時計を付けていたほうの手首が赤く擦れていた。
…そういえばヒリヒリするかも。
「何考えてんだよマジで……はぁ…。」
気付かないうちに寝てた…。
「ただいまぁ〜。」
「お父さんお父さん!」
「ん〜?どうしたぁ、浩二ぃ」
「兄ちゃんが帰ってきた時からなんかおかしいの!」
「ん〜?」
「何聞いても上の空でボォ〜っとしながら部屋入ったまんま出てこないんだよ!」
「それは恋だなぁ〜…」
「こぃい!?」
「しーッ!兄ちゃん起きちゃうだろォ。こぅ胸がぎゅうぅっと締め付けられて…何をしても失敗して、ため息をこう深ぁ〜く……はぁぁ〜……‥って吐いてはまたハァ…これの繰り返しなんだよ。」
「兄ちゃんが恋か…」
「なんだっ寂しいのか?」
「そ、そんなワケないじゃんっ!!」
「ハハハっ。まぁ、晩飯までそっとしといてやれ(笑)」
「zzz...ん゙〜トマトがぁ〜…‥タスケテ…」
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